101	『日経ビジネスアソシエ』編集長 渋谷 和宏さん 過去の対談一覧 第141回〜 第121回〜第140回第101回〜第120回第81回〜第100回第61回〜第80回第41回〜第60回第21回〜第40回第1回〜第20回

褒めて部下を伸ばす 編集長の相手の心を開くスキルとは 編集者としてさまざまな方にインタビューされてこられた渋谷和宏さん。相手の心を開くスキルのお話は、ビジネスパーソン必読です。そんな渋谷さんが新人時代に、初めて一人で取材して書いた記事は……「感動がないんだよね」と、先輩から厳しい指摘を受けたそうです。 しかしその数カ月後に書いたものは、周りからすごく評価されたとのこと。この数カ月の間に渋谷さんが行ったこととは？　そしてそこに掛けた想いとは？　渋谷さんの穏やかなお人柄と熱い想いに惹かれる対談です。ぜひ、お楽しみください。 【前半】 「どんな感じの方ですか？」と聞くことにしているんです 「『ひみつのアッコちゃん』も書かれていましたよね」っていう話をしたら 矢沢永吉さんも、記憶に残っています。 インタビュアーも適材適所で 相手の心を開く、すごくいいスキルなんですよね 雑誌の記者というのに、憧れていた 自分一人で取材を始めたのが、7月 モチーフを通じて、どういうテーマを浮き彫りにするか 「感動がないんだよね」って言われたんです あんなに悩んだのはない。人生で初めて。 年間4冊、別冊を出すということになっていまして ビジネスのエントリーマガジンを作ろう ようやくコンセプトが見えてきた時ですよね ビジネス誌ではなくて、ビジネスパーソン誌ですよ まずは合宿をして、皆でワイワイ議論して 褒めました。「これはおもしろいね」って。 【後半】 表紙は、僕が決めています まさにロングテールなんです シャイだったと思います ものづくりの職人的な資質も必要とされる仕事なんです 97年に小説の方でデビューさせていただいて どういう風が吹いているのかっていうのを感受する それが僕の雑誌作りの根底になっているんだろうって あの仕事、僕、おもしろくて 部数を伸ばすためには、3割バッターでいいんです 逆Tの字型の方が当たる テレビやラジオの仕事は新しい可能性を生みますよね		渋谷 和宏 (シブヤカズヒロ) 『日経ビジネスアソシエ』編集長 1959年横浜生まれ。84年4月、日経BP社入社。『日経ビジネス』編集部に配属され、経済記者として7年間、マクロ経済、企業戦略、環境問題などを担当。『週刊日経エンタテインメント』出版局編集を経て、1998年3月『日経ビジネス』副編集長。同誌編集と並行して20代〜30代向けの別冊を担当し、2001年9月から『日経ビジネスアソシエ』開発兼務。 2002年1月『日経ビジネスアソシエ』編集長、同年4月、『日経ビジネスアソシエ』創刊。2003年6月、『日経ビジネスアソシエ』の刊行頻度を月刊から月2回刊に増やす。 また、渋沢和樹のペンネームで1997年長編ミステリー『銹色（さびいろ）の警鐘』（中央公論新社）でデビュー。『罪人（とがびと）の愛』（幻冬舎）など、現在4作品を上梓している。「森本毅郎！スタンバイ！」（TBSラジオ、月〜金6:30〜8:30）月曜日のレギュラーコメンテーター。 ※プロフィールは対談公開時 （2007年06月）のものです。 イー・ウーマンのビジネス案内 イー・ウーマンで働きたい