海外をめざした理由とこれから挑戦する方へのアドバイス
タイという国が持つおおらかさや、タイ人の優しさに触れてこの土地で暮らしてみたいという日本人女性は年々増えていますが、実際にそういう人たちの話を聞いてみると、実は日本で直面している現実から逃避するためにタイに来たのではと感じることがしばしばあります。
仕事や恋愛、結婚といった、若い女性の悩みの大半を占めるであろうそれは、その本質に目が向けられていないのであれば、環境が変わってもまた同じような状況に陥るのでは? 小さなことでもいいので、なにか目標を持って海外に出ることができれば、結果的に滞在期間が短くても、その経験が自分の糧になるのではないかと思います。
そして、タイで仕事を探したいのであれば、多少なりともタイ語か英語ができないと、整った条件での仕事探しができません。不利な条件で仕事に就くと、生活が安定しないばかりか、将来設計もできず、まず日本に帰ることを考えてしまいがちです。
↑ホテル跡地に建設中の大型ショッピングモール
↑こちらは大型賃貸マンション
↑中古住宅フェアでは1割引のサービスなども
意外と高い、タイのマイカー事情
↑バンコク名物と化している交通渋滞
中古車価格も同様で、日本よりも値下げ幅がゆるく、夫の親戚から購入した7年落ちの我が家のマイカーは、走行距離が10万キロを軽く超えていたのにも関わらず、17万バーツという価格でした。しかも、灼熱下で毎日のようにエアコンをかけて走らなくてはいけないため、部品の故障が多いこと、多いこと。この1年半の間に、リアライトの電球が切れたり、エアコンが冷えなくなってコンプレッサーを替えたり、極めつけはエンジンがオーバーヒートして使えなくなり、丸ごと取り替えるはめになりました。もっとも近い排気量のエンジンをということで、なぜかアメリカ車のマイカーにマツダの中古エンジンを載せることに。しかもそのエンジンの価格が2万バーツ弱というのもご愛嬌。こまめに修理をしながら、だましだまし乗るのがタイの中古車とうまく付き合う方法なのです。
↑庶民の足、バイク。朝は2〜3人乗りは当たり前
↑路線が少なく、マイカー通勤を凌駕できないスカイトレイン
2.イギリス/ロンドン