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文化や文明といった視点から、「消費の質」について説かれてつづけてきた東京大学教授・松原隆一郎さん。消費が「買う」「持つ」だけのものから、「使う」ものへ質的転換を行うことによって、これから社会はどのような変化を遂げるのでしょうか? そして、今後どんな消費者が出現するのでしょうか? 女性に人気のイタリアンブランドや乱立する100円ショップ、小泉内閣の目玉である特殊法人改革や民間企業でのリストラ、大リーグのイチロー選手など、幅広く具体的な事例をあげながら「消費の未来」を語っていただきました。
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まつばら・りゅういちろう 1956年生まれ。 東京大学工学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程終了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は社会経済学。空手道大道塾3段。経済学とリンクさせた社会現象、文化現象の読み解きには定評がある。アカデミズムの外にも届く文章を書ける数少ない学者の一人。著書に『消費資本主義のゆくえ』(ちくま新書)、『「消費不況」の謎を解く』(ダイヤモンド社)、『経済思想』(新世社)、『自由の条件』(四谷ラウンド)など多数。個人サイト『思考の格闘技』で自身の活動を公開している。 
『思考の格闘技』 |