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「文化」というものは、誰かが何かを始めて、みんなが共感しながら自然発生していくものでしょう。たとえば、特定のレストランやお店の中で「あるレベルの会話をしなければカッコ悪い」ということができてくれば、それは文化と言えます。もちろん感じの悪い文化かもしれないですけど、文化というのは多かれ少なかれ排他的です。
排他的というのは、そのレベルについていくことができなければ、その人にとっては排他的になるわけです。それはもう自分が行けるところを見つけるしかない。それなりにお互い競いあいながら、そういう文化があちこちにできるのがいいんのではないでしょうか。
だから、公でも、私でも、マーケットでも、国がやることでもなくて、どちらでもないものとして、文化が定着していくことが重要なことなんじゃないかと思います。