■内容
「赤毛のアン」の英語セミナーは、2002年に第1期スタート。ご好評につき、毎年2回ずつ開催し、のべ650名以上の方々に、全国各地からご参加いただいている人気講座です。
「関西でも教室を開いてほしい!」というたくさんのご要望におこたえして、2009年1月、大阪で初めて開催されます。
講座では、『赤毛のアン』の原書 "ANNE OF GREEN GABLES" を、講師の松本侑子さんが、1文ずつ音読しながら、丁寧に解説して、日本語に訳していきます。
セミナーの1週間前に、1章あたり150〜230語の単語・熟語帳、文法の解説を、メールでお送りします。単語を自分でひく手間がなく、自宅でじっくりと予習、復習ができます。
お菓子と紅茶のティータイムがあります。
第13期の参加者の様子
■『赤毛のアン』のあらすじ
カナダ東海岸のプリンスエドワード島州に、独身兄妹のマシューとマリラが暮らしていました。2人は農作業の手伝いのために、孤児院に男の子を頼んだところ、間違って赤毛の女の子アン・シャーリーがやって来ます。
アンは、マシューとマリラの愛情を受けながら、独特の魅力をもった、賢く優しい娘へ育っていきます。豊かな自然に恵まれた島で暮らす5年間を美しい描写とともに、ユーモラスに、また感動的につづった名作です。
■今回のテーマと内容
テーマは「美しい言葉を愛するアン」。
小説冒頭の題辞、そして、物語から、3つのシーンを精読していきます。
1)『赤毛のアン』冒頭の題辞 … ブラウニングの詩『エヴリン・ホープ』
2)アンが初めてグリーン・ゲイブルズに来た夜の場面 … 第3章「マリラの驚き」
3)アンが語る生い立ち、今は亡き父と母 … 第5章「アンの生いたち」
4)アンとダイアナの友情 … 第12章「おごそかな誓い」
ミニ講演会 アンが語るシェイクスピア劇「ロミオとジュリエット」と英米文学
物語の舞台プリンスエドワード島の写真も、上映します。2008年9月と10月、カナダ・プリンスエドワード島を訪問した松本侑子さんが、現地で撮影した最新の写真の数々です。
■対象
楽しみながら英語のペイパーバックを読みたい人、『赤毛のアン』が好きで原文で味わいたい人、アンの世界の背景をくわしく知りたい人、英文を読む力をつけたい人、翻訳に興味がある人など、どなたでも歓迎いたします。
講師が、受講される方を指名して質問することはありませんので、英語に自信がない方でも、安心して参加できます。また授業中には、随時、ご質問を受けつけていますので、わからない点は、ご自由にご質問ください。
これまでのセミナーでは、10代から60代、70代の方まで、幅広い年齢の方々が、参加されています。毎回、男性の参加者も3名〜5名いらっしゃいます。セミナーごとに完結の講座ですので、初めての方も、まったく問題なく受講できます。初めてのご参加を大歓迎します!
これまでのセミナー
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英語セミナーにご参加のみなさんと、2008年春の講座にて |
『赤毛のアン』の英語セミナー1 2002年夏
『赤毛のアン』の英語セミナー2 2002年秋
『赤毛のアン』の英語セミナー3 2003年春
『赤毛のアン』の英語セミナー4 2003年秋
『赤毛のアン』の英語セミナー5 2004年春
『赤毛のアン』の英語セミナー6 2004年秋
『赤毛のアン』の英語セミナー7 2005年春
『赤毛のアン』の英語セミナー8 2005年秋
『赤毛のアン』の英語セミナー9 2006年春
『赤毛のアン』の英語セミナー10 2006年秋
『赤毛のアン』の英語セミナー11 2007年春
『赤毛のアン』の英語セミナー12 2007年秋
『赤毛のアン』の英語セミナー13 2008年春
■日時
2009年1月10日(土) 18:30〜20:30(18:00開場:受付開始)
開場 18:00
開始 18:30 (約110分の講義・講演と約10分のQ&A、ティータイム)
終了 20:30
紅茶とお菓子がつきます。
■場所
リーガロイヤルホテル
地図
■定員
50名限定
■単語帳の販売
受講者の皆さまのご要望におこたえして、これまでの講座で読んだ章の単語・熟語帳を販売しています。今まで参加されなかった方も、ご自宅で、『赤毛のアン』の原書を第1章から読み進めることができます。
各章とも1章あたり150〜230語の単語・熟語にくわえて、若干の文法解説、プリンスエドワード島で撮影したカラー写真も掲載しています。
販売する章は以下です。(各500円・税込み)
第1章「レイチェル・リンド夫人の驚き」 |
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第2章「マシュー・カスバートの驚き」 |
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第3章「マリラ・カスバートの驚き」 |
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第4章「グリーン・ゲイブルズの朝」 |
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第5章「アンの生い立ち」 |
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第6章「マリラの決心」 |
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第7章「アンのお祈り」 |
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第8章「アンの教育始まる」 |
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第9章「レイチェル・リンド夫人、呆れかえる」 |
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第10章「アンのお詫び」 |
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第11章「日曜学校の印象」 |
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第12章「おごそかな誓いと約束」 |
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第13章「待ち焦がれる愉しさ」 |
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第14章「アンの告白」 |
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第15章「学校での一騒動」 |
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第16章「お茶会、悲劇に終わる」 |
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第17章「新たな生き甲斐」 |
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第18章「アン、救援に行く」 |
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第19章「演芸会、悲劇、そして告白」 |
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第20章「豊かな想像力、道をあやまる」 |
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第21章「風変わりな香料」 |
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第22章「アン、お茶に招かれる」 |
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第23章「アン、名誉をかけて事件で、憂き目にあう」 |
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第24章「ステイシー先生と教え子たちの演芸会」 |
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第25章「マシュー、パフスリーブにこだわる」 |
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第26章「物語クラブの結成」 |
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第27章「虚栄心、そして苦悩」 |
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第28章「不運な百合の乙女」 |
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第29章「一生忘れられない思い出」 |
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第30章「クィーン学院受験クラス、編成される」 |
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第31章「小川と河が出会うところ」 |
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第32章「合格発表」 |
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第33章「ホテルの演芸会」 |
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第34章「クィーン学院の女子学生」 |
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第35章「クィーン学院の冬」 |
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第36章「栄光と夢」 |
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第37章「死という命の刈りとり」 |
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セミナー会場での限定販売です。ぜひ会場でご覧ください。
■講師
松本侑子(まつもとゆうこ)作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事
1963年生まれ、筑波大学社会学類卒。テレビ局勤務をへて、『巨食症の明けない夜明け』(集英社文庫)で、すばる文学賞受賞。英米文学からの引用を解説した日本初の訳注つき全文訳『赤毛のアン』『アンの青春』(集英社文庫)で脚光を浴びる。著書に、『赤毛のアンに隠されたシェイクスピア』(集英社)、『誰も知らない「赤毛のアン」』(集英社)、『赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎』(NHK出版)。名作の舞台を訪ねるエッセイ集『私の青春文学紀行』(新潮社とんぼの本)など多数。2007年、NHKラジオ第2放送『ものしり英語塾』にて「謎とき赤毛のアン」講師、慶應義塾大学講師。2008年4月〜6月、NHK教育テレビ「3カ月トピック英会話〜『赤毛のアン』への旅・原書で親しむAnneの世界」講師担当、生徒さん役は女優の松坂慶子氏。同番組は10月〜12月に再放送。最新刊は、日本初の訳注つき全文訳シリーズ第3巻『アンの愛情』(モンゴメリ著、集英社文庫)。
松本侑子ホームページ
『赤毛のアン』の原文
■受講料(税込み)
イー・ウーマンリーダー |
10,000円(紅茶、お菓子つき) |
イー・ウーマンメンバー、一般 |
12,000円(紅茶、お菓子つき) |
■注意事項(お申込み前にご一読ください)
- 【お申込みはご入金をもって確定】となります。サイトでのお申し込みから5営業日以内にお振込みいただけない場合は、キャンセルせていただき、キャンセル待ちの方に順番を譲らせていただきます。
- 受講料をご入金いただきますと、それ以降のお申し込みのキャンセル・返金には応じられません。
- 講習期日が、講師あるいはイー・ウーマンの事情により変更される可能性があります。
- 変更の場合は事前に参加者にメールでご連絡いたします。
- 「リーダーズ」の方は、必ずログインしてからお申し込みボタンを押してください。ログインせずにお申し込みいただいた場合、「メンバー・一般」と同じ価格になります。
■テキストについて
参考テキスト |
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パフィン・ブックスのペイパーバック
Puffin Books "Anne of Green Gables" By L.M. Montgomery / Published
by the Penguin Group
(ISBN:0140324623)
*セミナー会場での販売はいたしておりません。
*ほかのペイパーバックをお持ちの方は、そちらをご持参ください。
→amazonで購入する |
『赤毛のアン』(集英社文庫・松本侑子訳)
ISBN:4087472019 税込み840円
*当日セミナー会場でもお求めいただけます。 |