
リビングに置かれた透明なガラステーブル。近付いてみると、テーブルは画面になっていてクラゲや魚の泳ぐ姿が表示されています。見ていると不思議に和んでくるこのテーブルが『eテーブル』です。
家族のメンバーが着席すると、センサーでそれが誰であるかを認識し、クラゲや魚が手の届く範囲に寄って来ます。これらの魚は一つひとつが情報フォルダとなっており、その人に関するさまざまなデータが保存されています。個人の記憶や行動、仕事、趣味、願望、し好など、保存すべきあらゆるデータがそこにあります。利用者専属なので、ほかの人が勝手に情報にアクセスすることはできません。
また、クラゲは、エージェント機能を持っており、利用する人の代わりにさまざまな操作や手続きを行ってくれます。例えば、「タヒチの家族旅行プランを考えて」とエージェントに言えば、即座に情報を集めて来ていくつかのプランを提案してくれたり、予算のシミュレーションをしてくれたりします。
高度な機能と「和み感覚」が両立した魅力的なeテーブルは、家庭のリビングだけでなくオフィスのミーティングルームやカフェのテーブルにもぴったりです。
さて、あなたなら、どんな使い方をしますか?
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