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トレンドや嗜好、街の色などさまざまなことを考える中で、直感的に「これがフレッシュだ」というのがあるんですよ。膨大なクルマの色を見ていますからね、ここからが新しいとか、あえてシフトしようとか。
とにかく市場でインパクトを与えて、オレンジを2色ラインアップすることで強調したいな、メッセージを強めてあげたいなと考えていました。
しかし、マーチのソリッドなアプリコットオレンジは、数多くは売れないだろう、2%売れれば大したものだ、と思ってました。歴史をさかのぼっても日本にはあまりない色だったんです。
それが結果的には5%近く売れたんですよ。街でこれだけ強い色が走っていると、1台見ても10台見た気になる。
1台見て10台見た気になるクルマというのは、ビジネス的にも優れた効果が生まれます。コマーシャルとして街中を走ってくれるという。
(日産自動車・デザイン本部カラーデザイン部部長 牧野克己氏 談)
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