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91
ワールド・ラーニング代表兼CEO、前ユニセフ事務局長
Carol Bellamyさん

公共と民間のボーダレス

ベラミー

世界が狭くなった一つの理由は、経済のグローバル化だと思います。アメリカ中部のアイオワ州に住む人が、保険の契約更新の詳細を知るために、インドのコールセンターと電話で話をする時代です。例えば、私はレクサスに乗っています。日本車ですが、作られたのはテネシー州の工場です。

すべてがボーダレスになったとは言いませんが、我々が住む世界は明らかにその方向に向かっています。ボーダレスという意味では、公共機関と民間企業の両方で経験を積むことができ、本当に良かったと思います。両方を知ることができたおかげで、どちらかに対する変な偏見を持たずに済みました。

一般的には、「民間企業出身者は利益追求主義で心がない」、「公共機関出身者は難しい決断はできない」といったような偏見があるのですが、私が今まで下した決断のうち、最も難しかったのは公共機関に在職中に扱った案件だったんです。

それに民間企業の利益追求主義を強く批難する声もありますが、民間企業は悪の権化ではありません。だから両方を経験したことで、たくさんのことを学びました。

佐々木

両方を経験されたことで、その知恵を両方で発揮することがおできになったわけですよね?

ベラミー

その通りです。

佐々木

日本では公共機関と民間企業、ノンプロフィットなどを行き来することが少ないために、これではセクターを超えたマネジメントに関する知恵の交流や、専門スタッフのネットワークは作りにくいと思うんです。民間企業と公共機関の間を行き来しながら、キャリアを構築していくのは、アメリカのほうが簡単なのでしょうか。

ベラミー

アメリカでも、民間企業と公共機関の間を行き来しながらキャリアを構築していくのは、そう簡単ではありません。日本もヨーロッパも、まだそこまでに至ってはいないのだと思います。

でも優秀な人材を網羅したネットワークを構築することは、とても重要です。その点では、アメリカのほうがチャンスには恵まれていると思います。ただ、アメリカでも「公共機関にいた人には、厳しい決断や決定はできない。闘争心むき出しの競争は苦手だ」といった偏見があるんですよ。また民間企業出身者は「利益追求主義で心がない」「冷血人間」みたいに言われます。でも民間企業にも、公共機関にもどちらにも良い人はいるんです!

佐々木

そのとおりです。でもアメリカでもまだまだ、といわれると、後を追う日本でも、やる気が出ます(笑)。

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