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株式会社アドバンテッジ パートナーズ 共同代表パートナー
リチャード・エル・フォルソムさん
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会社の状況を従業員に伝えることから
- 佐々木
それはすごいですね。
- フォルソム
もちろんそれにいたるまで、ただ「どうぞ株を買ってください」だけじゃなくて、この会社に我々が投資したのはなぜなのかを話します。
いろんな経営環境がありますけれども、多くは一般従業員に、会社の財務状況とか財務目標とか、何をしようとしているのか、自分の仕事はそれにどういうふうに直結してるのかというコミュニケーションをしてきていないんですよね。
だからまず、そこから始まるんです。そもそも、この会社にどんな魅力があって、どういう問題もあって、我々が何をしようとしているのか。我々と経営とみなさんの仕事が、それにどういうふうに直結しているのか。これを進めていくと企業価値がどのように高まっていくはずか。だから我々がそれに投資をしたと。そしてみなさんにも、それと同じ条件で投資をする機会を与えること。
- 佐々木
皆、株式会社に入社したことを、多分初めて実感し、自分の仕事の貢献の先が見えることもあり、真剣に聞くんでしょうね。
- フォルソム
そうです。そして半年、1年ごとに進捗についてシェアをしていって、それぞれの目標をそれにリンクしたような形でセットしてやっていくわけです。そういったことをすると非常に前向きに反応してくれる人が多い。
- 佐々木
それでやる気が高まる。
- フォルソム
前向きな反応と、能力の限界と。能力の限界は、それはいろいろあります。その能力に合った、自己のスピードとか、タイミングとか、プランのレベルというのは、考えなければなりません。
- 佐々木
リチャードのスタッフが、それらのプランを作ったり、実行ができる、ということなんですね。
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