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銭谷美幸さん
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仕事のモットーは「透明性」
- 銭谷
それももちろんあります。実は銀行に4月に入った最初の挨拶で、自分の仕事のモットーとして「透明性」「スピード」「現場主義」の3つを挙げました。
なぜ最初に「透明性」であるかと言うと、世間から見ると多くの銀行が閉鎖的だと見られがちだからです。銀行は、世間的にはステータスがある立場にありながら、残念ながら最近の事件等を見ていると、信用を失墜させることが多かった。
ですから、「業界」に対するイメージをできるだけ払拭しなければならないと思いました。
- 佐々木
金融業界のね。
- 銭谷
はい。そういう意味では、女性という異分子が入ることによって、透明性が高まるのではないかと。ご存知の通り、今上場企業は四半期開示における、ディスクロージャー体制についてアナリストからだけでなく広く世の中の人からも強く求められています。
それは自分で財務担当IR役員として身にしみていましたから。銀行に入っても経営の一員としてそれを実行していきたいと思っていました。
- 佐々木
大賛成です。違う視点で企業や業界が変化していくことこそが、本当の成長ということなのだと思います。その視点で、やはりSRIも必要ですよね。
- 銭谷
2月から、「当行専用のCSRファンド」の販売を始めます。銀行としても自身のCSRに力を入れるだけではなく、お客様の大切なお金の運用商品としてCSRファンドを提供し、お客様に対してもCSRに関心を持っていただくよう誘導していく必要があると思い、取り扱いを決めました。
- 佐々木
楽しみです。
6/26
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