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トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
池澤智さん
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持っていったジーンズがカパカパに
- 池澤
ケビンと私と先輩の男の人の3人だったんですよ。この男の人はボディービルディングをやっているぐらい、すごいウエイトが上手で、それもすごい劣等感を感じた原因でした。
- 佐々木
そりゃそうでしょうね。こんな人と一緒のクラスに入っちゃって! という気持ち。
- 池澤
そうなんですよ。だけど終わりが見えているということによって、半ば、開き直りじゃないですけど、せっかくアメリカに来たんだし、こういう空気に触れることは一生ないから、捨て身でいいやって思って。
そうするうちに、ケビンが「どう?」って言うと、ここが分からないって考えられるところが出てきて、「ケビンさん、すみません、聞き方が悪いかもしれないですけど」っていろいろ話すようになってきたら、話すこと自体も、あまり苦でなくなってきたんです。
体も、10日ぐらいしたときに、持っていったジーンズがカパカパになったり、お腹に線がピィーッて、鏡を見たら出ていて、「えっ!」てね。10日でこんなに変わるんだって。当時私、フィットネスクラブでバイトしていたんですけど、そこにいる田中さんというおばさんは5年間、サウナスーツを着て、自転車を毎日こいでいるのに、全然体が変わらないんですよ。だからフィットネスって、ちょっと低く見ていたっていうか、フィットネスのインストラクターにはなりたくない、ああいうレベルはって思っていたんです。だからトレーナーにあこがれていたんです。
でもこんなに変わるんだったら、もしかしたらこれを仕事にしたら、日本ですごくいろんな人たちの体を変えられるんじゃないかって。まずは田中さんから、変えられることを伝えられるんじゃないかなって思ったら、興味を持って勉強するようになりましたね。そして帰るときには絶対にこれを仕事にしたいなって思いましたね。
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