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トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
池澤智さん
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それはどうやったらなれるんですか?
- 池澤
すごい! って。日本でね、時代劇は着物を着ていますけれど、これから先は時代劇ばかりのドラマじゃないし、体を変えて、テレビに出たりしたりする人がいれば、私はそういう人たちの近くにいきたいな、みたいなことがあったんですよ。
でもパーソナル・トレーナーっていう職種が日本になかったので、これから日本に広めていくというケビンにすごくあこがれを持ったんです。
「何か質問ある?」って聞かれたので、「それはどうやったらなれるんですか?」って聞いたら、「長くなるから、後で来て」と言われて、後で行ったら、シアトルでパーソナル・トレーナーの研修を5週間ぐらいするって。卒業して、トータル・ワークアウト、パーソナル・トレーナーという形で活動したらいいんじゃないのって、簡単なことを言われたんですよ。それで「これしかない!」と思って。学校の単位にしてもらえる条件をつけて行ったんです。
- 佐々木
それが何歳のときですか?
- 池澤
専門学校の2年生のときだから、19歳。
- 佐々木
それが初めてのアメリカ?
- 池澤
観光旅行以外では。
- 佐々木
ホームステイして行ったんですか。5週間でシアトルだと結構お金もかかったでしょう。
- 池澤
70万円でした。父にお願いして。本当は5人が集まらないとケビンはできないと言ったんですけど、2人しかいなかったんですよ。それで、父に他の人の分まで出してって言ったら、それはちょっと考えさせてくれって言われて。そりゃそうですけど、私の人生にとってすごく大事なことなんだと言って。それでケビンにお父さんが出してくれないって伝えたら、当たり前でしょ、もういいよ、しつこいって言われて。それで行かせてもらったんです。
- 佐々木
19歳の池澤さんにとっては「これだ!」って本当に思った。誰を説得しても、何があっても行こうというひらめきがあったんですね。
- 池澤
あったんですね。でも行ったら全然違ったんですよ。もう3日で脱走を考えたぐらい。
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