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トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
池澤智さん
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スーパーマンみたいになりたかったんです
- 池澤
将来スポーツに関する仕事につきたい、誰かのために仕事をしたい、といった感覚がすごく強くあったんです。人生にこだわって生きていきたいというか、死んだときに悔いがない生き方に小学校ぐらいのときからあこがれていたんですよ。
- 佐々木
どうしてあこがれたんでしょう?
- 池澤
別に近くで大きな死を見たとかそういうのではなかったんですけど、生まれてきて、人生は1回しかないじゃないですか。だからその中で特別なことをやりたかったんでしょうね。テレビに出るもそうだし、本を書いて誰かに読んでもらうのもそうなんですけど、何か形にしたもので、世の中の一員というのが分かるようなふうにして。
- 佐々木
私も、そんな風に考えていました。足跡を残したいという感じですよね。
- 池澤
そんな感じですね。どうやったらいいか分からないけど、漠然とそういう感じに思っていて。それでミーハーなところもありましたし、何か人の役に立って、目立って、自分で満足できるみたいな、スーパーマンみたいになりたかったんですよね。
テレビ見ていたら、Jリーグとかの試合をやっていて、男のトレーナーの人がね、選手がパタッと倒れたりしたら、走っていってテーピングとかするじゃないですか。女の人はいないなって思っていて、ああいうのがやりたいって薄っすらとあったんですね。それでスポーツの専門学校に行ったんです。
そこで、たまたま2年の終わりごろに、ケビン山崎が来日。専門学校が彼と提携していたんでしょうね。パーソナル・トレーナーを世の中に広めていきたいというわけです。それで彼の名前のポスターを見て、すごいトレーナーって書いてあるし、ケビンだから外国人だと思って、アメリカに近いと思ったから、会いに行ったら、500人ぐらいの生徒の前で彼が話をしてくれて。そこには1本のビデオがあって、シンディ・クロフォードとか、ニコール・キッドマンとかいろいろな人たちが体づくりをしている映像があって。
- 佐々木
一気にあこがれちゃった?
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