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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第131回 渡辺実さん

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131
防災・危機管理ジャーナリスト、まちづくり計画研究所所長
渡辺実さん

スポークスマンが現場で一手に引き受ける

佐々木

もう一つ、スポークスパーソンの存在がありませんか。マンハッタンで何年か前に遭遇した火事がありました。ホテルが燃えていて、そこに消防がたくさん来ている。で、人だかりもできているし、ジャーナリストみたいな人も来る、と。そうすると、そこにスポークスパーソンがいて、その人が全部情報を把握しているんですね。

消火にあたっている消防士たちに、「どうしたんですか?」って誰も聞かないし、このスポークスパーソンが、何時何分に何が起きて、今どういう状態で、消防士は何人いて、何階に何があるらしいっていうことを全部答えてくれる人がいるんです。私は、そのオペレーションが見事だと思って……。

日本だと、たぶん野次馬が、消防士に「すいません、どうしたんですか?」なんて聞いて、こっちの人が「3人らしい」って言うと、誰かが「3人」と報道し、向こうの人が「5人だ」と言うと「5人」と書き、なんていうことにもなる。現場にスポークスパーソンのような人がいること自体が、もしかすると「無駄な人員」と日本では考えられているのではないかと思えるんですが、実はすごく重要だと思うんです。

渡辺

重要ですね。それは、救助とか消火活動を合理的にし、彼らの活動空間を確保するために、スポークスマンが現場で一手に引き受ける、という構造ですよね。つまりすごく合理性があるんですよ。で、合理性だけではなくて、そこにすごく温かさっていうものがあるよね。

佐々木

そうですね。だから、合理性というのが、逆に、実はものすごく深く考えられた温かさだっていうことですよね。だから、どうして日本はそういうのにならないのかな、と。

渡辺

だから、そういうことを取材をして、日本に戻って、書いたり講演でしゃべったり、国に呼ばれて「こういうことがあったよ」みたいなことを言ってあげるんだけれども、全然それができないわけ。

佐々木

何が、イー・ウーマンでできるでしょうか? 私は、いつも、それは不思議に思っています。先ほどの、被災地の避難所の話を伺っても、まさにその通りだと思いますし。

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