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高橋典子さん
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もちろん、すぐには返事は来なかった
- 佐々木
シルク・ドゥ・ソレイユには、高橋さんがいらっしゃる前は、バトンをしている人はいなかったわけですよね?
- 高橋
そうですね。
- 佐々木
だから、そのシルク・ドゥ・ソレイユを見たときに、「ここに自分が加わったら、いいだろうな」っていうことがビジュアライズできたっていうことですよね?
- 高橋
そうですね、はい。
- 佐々木
一般的な言い方ですが、就職のときに、「どんなポジションがありますか」って、聞く人がいますが、「私を入れたら、こんなに得をしますよ。私は、こんなことできるから、新しいポジション作ってください」というような発想ですよね。これも私の好きなタイプ(笑)。自分が加わったときに、シルク・ドゥ・ソレイユが変化していく姿がひらめいたということなんでしょうか?
- 高橋
ええ。でも、もちろん、すぐに返事は来なかったんですけどね。こういう人がいるっていうことで、ためておいくださって。新しいショーを創るときに、フルートというのが、物語で大事になってくるんですけど、そのフルートを回せる人がいたらいいんじゃないか、ということで、そういえば、こういう人がいたなって、拾ってくださったんだと思います。
運とかタイミングとかもありますよね。他にも送っている人が、もちろんいるんでしょうけど、ちょうど何かで目に留まったか、タイミングが良くて、目に留まりやすかったか。
- 佐々木
シルク・ドゥ・ソレイユに参加したい人のためのオーディションページを見てみましたが、すごい数がありますよね。本当に、参加すること難関で、あこがれだということがよく分かります。
- 高橋
でも、私はオーディションは受けてはいないんです(笑)。受けていたら、きっと落ちていたと思うんです、タイプ的に(笑)。
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