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今週のテーマ会議番号:2866
アフガン支援「50億ドル」、支持しますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2009年12月07日より
2009年12月11日まで
円卓会議とは

伊勢崎賢治
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
伊勢崎賢治 東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
円卓会議議長一覧
「アフガンの場合は本当に欧米が干渉する必要があるのか」としましまパンダさん。本当にそうです。アフガン……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 自衛隊は違憲か合憲か (chicof・東京都・パートナー有・40歳)
アフガニスタン支援は、自衛隊を憲法に照らし合わせて、どう解釈するかの議論なしに語れない。道路敷設には自衛隊が適任と考える。私は護憲の立場だが、道路敷設650kmを政府が決定した時点で、派兵やむなしと判断し、それでも国際平和の確立を願い、賛成票を投じた。アフガニスタンの復興は、本当の意味での「テロリズムをいかにして失くすか」「日本だからこそ出来る貢献は何か」の試金石となりうると考える。世論を呼び起こし、自衛隊の存在そのものについて十分な討議を行うべき時と考える。

no 論理上は可能だと思いますが (しましまパンダ・東京都・パートナー無・31歳)
援助を護衛するという目的という理論なら、自衛隊の派遣は可能なのではと思います。そうすると、根本的な援助の部分はやっぱりNGOが主体となり、護衛は国がサポート、という関係になるのでしょうか。また、軍隊と自衛隊の境界を引くのが非常に難しくなるのでは。国内で意見をまとめるのには課題は多いと思います。4日目の議長のコメントを拝読し、本当にその場所に必要な援助をしたいと考えるなら、私達にそこまでしても支援をしますという強い覚悟が必要なのだと思いました。

no 本当に国益なのか? (大風・富山県パートナー有・)
ソマリアはOKで、アフガンはNGなのか?と問われると答えに窮してしまいます。しかし、ソマリアのとアフガンのケースでは、「国益」という面では違うと思うのです。アフガンの場合は本当に欧米が干渉する必要があるのかが、よくわからないからです。ソマリアの海賊には困りますが、元をたどれば欧米の過去の対応に原因があるように思うのです。武力で解決するのではなく、認めて互いに尊重しあうことで解決できないのでしょうか。

no 政府主導でできるのか (BUNBUN01・長野県パートナー有・)
水路の建設、農業支援で日本人が活躍していますし、戦争放棄している国ということで、進んで武器を渡してくれる方達も居るとも聞いています。時間をかけて現地で危険な目に逢いながら得た信頼の上に成り立ってきた支援です。目的が不明瞭な経済支援が果たして現地の人達のためになるのか疑問です。平和なアフガニスタンを築いていくのは、彼らが自らの手で築きあげなければならない課題です。成果を挙げているペジャワール会への支援を厚くして、様子を見たほうが良いと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
国民の「十分な討議」と「強い覚悟」が必要
「アフガンの場合は本当に欧米が干渉する必要があるのか」としましまパンダさん。本当にそうです。アフガン近代史は、「代理戦争」の歴史。特に米ロ(ソ)の干渉に翻弄された歴史です。「テロリズム」の発生は、これが大きな原因の一つであることには異論はないでしょう。

自衛隊派遣。ソマリア沖が良いならアフガンは? 派遣の本当の目的は? Chicofさんとしましまパンダさん。◯×と票の違いがあれ、自衛隊派遣は可能なのでは、という点が一致しているのはおもしろい。この期に「十分な討議」と「強い覚悟」が必要ということですね。

でも、50億ドルを決めた鳩山政権にそこまでの覚悟があるのか?  実は、麻生政権の末期から、ちょっとした試みが始まっているのです。

アフガンに34ある県の一つにゴール県というのがあります。ちょうど九州ぐらいの大きさですが県内に舗装された道路が一つもない。アフガンの中でも「秘境」です。ここにも、昨日お話ししたPRT(地域復興チーム)が活動しています。配属されている部隊は、リトアニア軍。あの「杉原千畝」のリトアニアです。

ここにうら若い二人の日本人女性が、民間採用の日本外交官として駐在しています。つまり、リトアニア軍に護られながら、日本の公的援助を日本人の手でこの辺境の地に届けているのです。みなさん、ごぞんじでしたか?

実は、この二人を僕はよく知っていて(というか元部下と元学生。でもこの任務にあたって僕の影響は全くありません)、たいへん志の高い、日本が誇るべき人材です。

危ないから自衛隊も、JICAも、NGOも送れないと言って、外国軍の警護の下でならいいのか? 9条との整合性は? だめなら、今のアフガンの最も危ない(=最貧困)地帯に援助を届ける他の方法は? 

重要なのは、みなさんに見える様な形で「十分な討議」がなされることです。

ありがとうございました。

伊勢崎賢治
東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
伊勢崎賢治


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