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今週のテーマ会議番号:2866
アフガン支援「50億ドル」、支持しますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2009年12月07日より
2009年12月11日まで
円卓会議とは

伊勢崎賢治
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
伊勢崎賢治 東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
円卓会議議長一覧
現在、普天間の問題で、米からプレッシャーを受けている鳩山政権。報道では、ルース在京米大使が岡田外相と……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 出口戦略は難しい (chicof・東京都・パートナー有・40歳)
アフガニスタンは未開発の資源も多く、もし、日本が復興のイニシアチブを取れるとしたら、50億ドルも有意義な投資となりえるかもしれません。ただし、アメリカが主導する、今回の増派から出口戦略までの道のりは、私には勝算が見えず、米英への不用意な追従は、イスラム世界の不信を引き起こしかねないため、慎重に行われるべきと考えます。目先のアフガニスタン自立だけでなく、イスラム世界の安定、復興後の外交施策も見越した上で、民生支援が行われることを強く期待して、賛成します。

no お金だけの支援には違和感 (しましまパンダ・東京都・パートナー無・31歳)
「民生支援」という目的で渡しても、本当にその役割で使われているか確認できているのでしょうか。アフガン支援に限らずお金だけ出すやり方には賛成しませんが、特に国際紛争に関しては、日本はほかにどのようなやり方ができるのか、全く思い浮かびません(技術協力というのも合わない気がしますし)。日本は世界の中でどういう立場でいようというポリシーがずっと明確でないまま、結局アメリカの傘の下に隠れてしまっているような気がします。

no そのお金国内で有効に使って (dokinchn・東京都・パートナー無・39歳)
みんなの税金、借金だらけの内政、税金は有効に使って欲しい。戦争の為に使うのは反対! 外交も大事だけど、国内にもっと目を向けてほしい。それだけのお金を使うのであれば、もっと必要なところにばらまいてほしい。みんなの税金を大切にしてほしいです。それか、もしくは、これだけの金額を出さなければいけない目的や理由をきちんと納得のできるように説明して欲しい。

no 50億ドルの根拠 (qoomama・熊本県・パートナー有・44歳)
1年で800億円の血税。それが5年間となると、4,000億円です。どういう根拠でそんな巨額な支援をする必要があるのかわかりません。海外に使うことよりも、日本内での就職問題や、年金問題、その他にももっと改善すべきことがあると私は思います。オバマ大統領へのパフォーマンスにすぎません。湾岸戦争の二の舞になるなら、そんな巨額支援は支持しません。

no もっと役立つ方法を…… (kimirie・兵庫県・パートナー無・39歳)
税率を上げることを考える前には、こういったところの見直しをしていただきたいと思います。戦争が起きないように、そして、国際的に、貧民国への援助も、その国の国民が本当に自立した生活を送っていける為の基盤作りに使われるのなら、悪くはないと思います。ですが、戦争の為の手助けのような使われ方は、ちょっとどうなのかと思います。それよりも、マザーハウスさんのように、現地の人たちが自立出来るような基盤作りをしっかりしておられる会社を応援していきたいと、私は思います。

no 間接的な参戦、反対。 (ぴょこん・神奈川県・パートナー有・37歳)
私は、米国は様々な人種や宗教を受け入れている国だと思っていました。少なくとも9.11までは。しかし米国は石油や商業的な欲のせいで、他罰的で、特定した人種や宗教を徹底的に叩き潰すというやり方をし始めました。日本は米国には逆らえないので国民の理解していないうちにお金を取り上げて、米国に「差し上げて」おり、またそういう反米的な報道は、日本政府にとって不利なので一切なされません。日本国民はもっと賢く情報を収集して判断できるようにならないといけないと私は思います。

no 諸悪の根源は植民地政策 (eiko_o・東京都・パートナー無・70歳)
アメリカとアルカイダ一派との抗争には、長い長い歴史的な背景がありますよね。その元にあるのは植民地政策ではないかと思います。他国に押し入り、その国の富を力で奪い、その国の民を苦しめ、自国の繁栄を図る……。50億ドルもの支援はけっして「民生支援」に使われるのではなく、略奪者アメリカへの「軍事支援」に使われると私は思います。支援することによって、日本もまた略奪者の一味になります。支援は絶対に反対です!

no どうして? (パフィンドーナッツ・埼玉県・パートナー有・40歳)
国際協調・国際平和への協力は、国家として大切なことだと思います。しかし、国内で散々予算削減等々が言われているなかで、このような発言がなされるか? どうしても理解できません。国内よりも、国際評価=アメリカの評価が大切なのでしょうか?
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「50億ドル」は支持しない。じゃあ、日本は何をすれば?
現在、普天間の問題で、米からプレッシャーを受けている鳩山政権。報道では、ルース在京米大使が岡田外相と北沢防衛相に声を荒げたと伝わっていますが、これが本当だとしたら、ありえない……。財政的にも軍事的にも米の属国状態のアフガニスタンで、在カブール米大使がこんなことしたら。アフガニスタンですよ。次の日には、米大使館に抗議の群衆が殺到、米軍の装甲車にも投石が始まるでしょう。だから、米高官は、そんな高飛車な態度はぜったいとらない。特に、大使なんて、たかが官僚です。ところが、相手政府の閣僚は「民衆から選ばれた人」。民主主義への信奉から、そして、国家主権の観点から、外交官は、どんなに貧しい弱い政府でも、その閣僚に対して、声を荒げるなんて絶対しない。
この報道の通りだと、日本と米の関係は、本当に奇妙です。

さて、アフガン支援「50億ドル」にはNOが、なんと95%。
YESのchicofさんでも、「今回の増派から出口戦略までの道のりは、私には勝算が見えず、米英への不用意な追従は、イスラム世界の不信を引き起こしかねないため、慎重に行われるべき」と。

僕の政府関係者のネットワークでも、今回の5年間50億ドル(年間800億円)は、日本政府のアフガン情勢の緻密な分析からの「積み上げ根拠」というより、先月のオバマ初来日に合わせた「最初に数字ありき」なものであることは、みなさんの予想通りです。インド洋での自衛隊の給油活動を止めるための代案ですから。給油活動のコストは年間約80億円。(替わりに金で済ませようという)対案は、まあ、その10倍というところでしょうか。

なんか、ちょっと情けない。

でもね。それが日本なんだから。最大の友人であるアメリカが、ほんとうに困っているんだから。「核軍縮」や「対話」、「グリーンニューディール」など、日本的な良心で世界をリードする大統領が遂に現れも、アフガン政策が失敗すれば支持率はまた下がる……。大好きなオバマさんの再選は?

みなさんの大部分が「50億ドル」を不支持なら、日本人は何もしなくてもいいのでしょうか? 50億ドル以外の貢献は? もしくは、50億ドルをほんとうに有効に活用するには? お聞かせください。

伊勢崎賢治
東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
伊勢崎賢治


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