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今週のテーマ
会議番号:2866
アフガン支援「50億ドル」、支持しますか?
投票結果
7
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304票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年12月07日より
2009年12月11日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊勢崎賢治 東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
みなさんの中には、国際援助に詳しい人がいるんですね。 みずたまちゃびんさん。そうなんです。アフガン……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
ネリカのような成果をアフガンで (chicof・東京都・パートナー有・40歳)
テロの脅威に対処するための新戦略には、拠出済みの18億のうち、ともに10%未満だったDDR&DIAG、農業・農村開発等基礎生活分野への支援に今後は注力していくことが宣言されていて、私は評価できる。ただ、インフラ整備という言葉で隠されている、2.8億を投じた敷設済の幹線道路の5倍以上の、650kmの敷設計画は、建設自体が敵対行為と映り妨害にあう可能性もあり、これまでのNATO/PRT連携地区と異なり、危険度も高い。宣言に謳われているとおりの、基礎生活分野への支援を中心に民生支援を行って欲しい。
正当な会計監査 (雪の小町・米国・パートナー有・39歳)
米国ではこれに関する論議が行われていますが、これまでつぎ込んだ40億ドルについて10−30%しか使用目的がわかっていないのが事実です。この資金について正当な会計監査システムがないのに、またお金をつぎ込むのは「アルカイダに投資している」と考えても同じではないでしょうか。
迷っています (みずたまちゃびん・東京都・パートナー有・37歳)
私は人道支援NGOのスタッフです。50億ドル相当がアフガン支援に向けられるということで、すでに国内の人道支援業界では、いろいろな動きが始まっています。日本ではあまり報道されませんが、アフガンに暮らす人々の生活は困窮しており、支援が必要なのも事実です。その一方で、支援を必要としている人々はアフガンだけでなく、他の地域にも大勢います。援助が外交であるのも事実ですが、税の活用として、人道支援として本当に有効なお金なのか、まだ判断を迷っています。
50億ドル分の毛布も一つの哲学 (blueberry53・大阪府・パートナー有・53歳)
50億ドル分の民政支援……現状を考えると具体的イメージがわきません。警官の給与などお金で渡すだけなら、結局、国内でしているお金のばらまきに止まります。軍事に使えず、民生にしか使えないもの、例えば、毛布や紙と鉛筆、下着などを圧倒的物量で支援し、民生を変えていこうとするなど、他国が納得するような哲学で支援していかなければ国際的な評価は得られないのでは? テロを撲滅するという国際的な命題に、明確な理念や哲学なくして金だけで対処することは最も避けるべきことだと思います。
目指すのは? アフガン一国の? (日本のごみ・茨城県・パートナー有・45歳)
50億ドルをもっとうまく使えないのか、日本はいつもリップサービスのように札束を出して顔を出さない。さも貢献しているようなふりをしている……と各国は考えているのではと思います。ここはアフガン一国、アメリカの利権、のためでなく世界平和のために使って欲しいです。国民的な宗教や、国の感覚が薄い日本人になら宗教、国境を超えた普遍的な平和を探す機関の創設など、50年以上前の戦勝国である常任理事国のエゴで何も決められない国連を捨て、新たな試みをしてみてはいかがでしょうか。
良い顔ばかりでは……。 (にゃおん。・兵庫県・パートナー有・36歳)
国債増発は最大で9兆円規模となる見込みとなっていなかで、何故に国外に50億ドル(4,000億円)を出さなければならないのでしょうか? この4,000億円を厳しい財政運営を強いられている地方自治体を支援するため地方交付税に回せないものなのでしょうか? 私たちの税金は国民に還元すべきであり、国外の民生支援にまわすならば、国民の支援に、生活に密着して効果が大きい対策に投入していただきたいものです。そして、普天間問題といい、日米同盟を見直す時期にきていると考えます。
現地に行ったのに (コギ・リン・大分県・32歳)
湾岸戦争のときのこと、思い出します。できれば支援は、知恵と人、物、お金の順であってほしいと思います。先日外相が現地に行かれたのに、何か良い支援の知恵はうかばなかったのでしょうか? その時、何を見、何を話し、「お金」という方法を選んだのでしょうか?といって、私自身に良い知恵があるわけではありませんが。
3日目の円卓会議の議論は...
人道援助は武装できるか?
みなさんの中には、国際援助に詳しい人がいるんですね。
みずたまちゃびんさん。そうなんです。アフガン一国にこんなに多くのお金がとられちゃうので、事業仕分けのこともありますし、他の地域、特にアフリカへの援助がおろそかになってしまうのでは?という懸念が、政府関係者からも聞こえてきます。
Chicofさんは、アフガンの動向をたいへん良く把握されているようですね。
DDR&DIAGは
、一言で言って、
「非合法武装組織の武装解除」、つまり、だれでもが武器を持てて群雄割拠できるような無法地帯に、秩序をもたらす
。そのうちのDDRは、武装解除で回収した武器を、米が中心に今でも建設中のアフガン新政権(カルザイさんが大統領の)にアフガンで一番強いものになるように、その新政権のためにつくっている新しい国軍にまとめるものでした。これに関わったのが僕です。というか、その責任者でした。
さて、
「民生支援」って、何でしょう
。手元の辞書では、「民生」とは、「人民の生活・生計」とあります。
対テロ戦の主戦場になっているのは、アフガニスタンや隣国パキスタンの中でも、特に貧困の地。そういうところでは、学校も満足になく、こどもたちが教育らしきものを得られるのは、モスク内の「寺子屋」みたいなものだけ。そこで、聖職者たちが過激な思想を説教すれば、他に比較になるようなものが皆無のため、「洗脳」に近い効果を及ぼします。その過激な思想とは、米など「征服者」に対する憎悪。イスラムのアイデンティティを脅かす敵への憎悪。それらに命をかけて聖戦(ジハード)すれば、天国に行ける。更に、それに「給料」がでれば、他に就職口もない若者は、ほとんど自動的に過激派に加わっていく。
だから、
貧困地帯には民生支援が必要
なのですが、お金をただバラまくわけにはいかない。かならず、
民生支援を事業(人道援助)として実施する人、組織が必要
です。だけど、危なくて行けない。行けなければ、更に貧困が悪化 → 更に多くの若者が「敵」となって、更に治安が悪化。この悪循環。
この堂々巡りの輪を、どこかで切らなければならないのですが、どうするか?
人道援助に警護をつけて届ける
、つまり、NGOなどの人道援助団体、もしくは援助専門家が、
自らの保安のために、武装警護を付ける、もしくは多国籍軍と共に行動する
というオプションがあり、事実、アフガニスタンでは色々な試みがなされているのですが、
みなさん、どう考えます? 危なくて普通には行けないところに援助を届けるために、武装するということを。
伊勢崎賢治
東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
「各コミュニティの親分達と話をつけないといけないんです」
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