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財津 和夫さん
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積み重ねが結果になってくれれば
- 佐々木
まとめましたね(笑)。それで、それまでも始めていた個人の、財津和夫としてのソロ活動が本格的に始まるわけですが、今度は自分ひとりですから、財津和夫というキャラというかな、を、どういうふうに育てるかとか、考えられたんですか。それは曲もあるだろうし、多分映画に出演するとか、創るとか、どういうふうに育てようって思ってきたんですか?
- 財津
それがね、面白くない答えになっちゃうんですけど、何も考えない、考えていないんですよ。
- 佐々木
何も考えない主義ということですか?
- 財津
どちらかと言えばね。考えると、違ってきたとき苦しいじゃない(笑)。いちおうね、こんな感じになりたいな、というのはあるんだけれど、自分がやりたいことを、目の前のことを、まずやっていって、その積み重ねが結果になってくれば、それがどういう結果であれ、いいんじゃないかな、と思うんですよね。
あまり、こういう目標を持ってやっていくと、ぼくは多分、目標を達成できるようなタイプじゃないんで(笑)。きっと、ここでこういうのにぶつかったら別の道を行くようなタイプなんで、なるべく考えないようにした、っていうほうが、正しい言い方だと思います。
- 佐々木
それは、今も、その方法で幸せなんですか。
- 財津
そうですね。うん。やっぱり、やりたいことがないときはやらないし、やりたいことがあるときには、目の前のそれを、近視眼的にがむしゃらにやるほうが、向いてるかな。
7/21
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