ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第89回 財津 和夫さん

89 |
財津 和夫さん
|
|
|
ファンのことは、見ています
- 財津
そうですよね。学校の帰りだと思ったもん。その感じが。で、そこで、非常におとなしめだけれど、変わってるな、って。やっぱり、今を暗示しているな、って。
- 佐々木
そうですか(笑)。
- 財津
人とは違うことをやろうっていう感じだよね。
- 佐々木
嘘、そんな(笑)。帰り道でしょ、楽屋からの。帰り道にそんなんで、人とは違うことをやろうとしているとは思わないですよね。
- 財津
あ、そのときは思っていないですよ。でも今思えばね、あの頃から変わっているんだな、って。
- 佐々木
やっぱりそうすると、ミュージシャンやタレントさんっていうのは、楽屋から帰るときに、ファンの人がキャーって言っているのは、やっぱり、目には留まっていらっしゃるということですよね。覚えていてくださるということは。
- 財津
いちおうやっぱり、印象に残る方はいますよ(笑)。
- 佐々木
確かに何度も足を運びました。高校生のときに、自分の手帳に、財津さんに会った日、というか、見た日……例えば駅で電車に乗る30秒とか、タクシーから降りてレコードスタジオに入る30秒とかのために、横浜からわざわざ、赤坂の東芝EMIのスタジオの前に行って。すると、タクシーから財津さんがタタタタタ、とレコードスタジオに入ると、マークつけてたんです。
- 財津
やり手だ、当時から(笑)。
- 佐々木
それが365日のうち、250日以上になったり。
- 財津
あ、本当に。それはすごいですね。
- 佐々木
見てただけですけれどね。やっぱり、ものすごいファンでしたね(笑)。
- 財津
ありがとうございました。
- 佐々木
青春そのものです(笑)。
5/21
|
 |
|
|