ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第83回 石橋 慎二さん

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石橋 慎二さん
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ゴールポストに頭をぶつけても怪我しないように設計
- 佐々木
今は、フランチャイズのように、スクールを広げているのですか?
- 石橋
ええ、直営の進出の仕方と、フランチャイズのやり方と、2通りですね。
- 佐々木
どっちがうまくいくとかっていうことは、特に今のところはないですか? あんまり言いにくいことをしゃべると(笑)……。
- 石橋
利益率が高いのは、直営なんですけど(笑)。
- 佐々木
そうでしょうね(笑)。
- 石橋
でも、組めるパートナーとは組んでいきたいですね。ただ、ちっちゃい5歳からお預かりしているので、子ども達を預かっている時には、本当に子どもの命を預かっているつもりで動ける会社、コーチ達じゃなければ、もう契約は、どんなにいい会社でもしませんよ。安全管理を徹底しているんです。
親御さんから預かっているだけじゃなくて、チームからも預かっていますよね。クーバーに来て、けがをして試合にも出られなくなったとかってなると、とんでもないことになるし、けがをした時の処置の仕方がまずくて、1週間で治るものが1カ月かかったっていうと、本当に僕らの信頼がなくなりますので。
だから、常にプロのトレーナーとは契約をして、いろんなちっちゃい子どもの症状、ねんざ1つとっても、打撲でも骨折でも、常にそのトレーナーと相談ができて、どういう対応をすればいいのかっていうのを非常に意識しているんです。ぜひ、かをりさんに施設やスクールを1回見てもらいたいんですけれども。
- 佐々木
本当に、見たくなりました。工夫があるんでしょうね?
- 石橋
とにかく子ども達がけがをしないように。例えば、ゴールポストで頭をぶつけてもいいように、防護設計したり、ビス1つとっても、突出部分がないようにしているんです。
- 佐々木
引っかからないようにね。
- 石橋
はい。それはもう、いくら金がかかってもいいから、徹底してやろう、と。
- 佐々木
そういったいい環境をうかがうと、サッカー好きかどうかわからなくても、子どもを一度うかがわせてみたくなります(笑)。でも、そんな、興味本位というか、サッカー大好きじゃない子どもは、よくないですよね?
- 石橋
全然、問題ないです。
20/23
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