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日本国際ボランティアセンター(JVC)南アフリカ現地代表
津山 直子さん
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日本にいても、世界に関われること、あります
- 佐々木
なにか日本で、私たちが支援することはできますか。
- 津山
日本国際ボランティアセンター(JVC)の現地での活動を支援いただく「マンスリー募金」っていうは、毎月、たとえば500円とか1,000円とか2,000円とか、自分で金額を決めていただいて、自動引き落としでご寄付していただけるようになっています。これは、南アだけでなく、活動している11カ国で使われます。南アの活動への指定募金は、郵便振替を通して行っていただけたりしますが、JVCのホームページに詳しく紹介してあります。
- 佐々木
日本で、みんな、個人がお金を出したり理解をしたりするっていうこと以外に、今、なにか、津山さんが「今、日本がこういうふうに動いたらいいのに」とかっていうふうに思うことって、なにかあります?
- 津山
そうですね。私たちは、フェアトレードで、南アフリカの人たちが作った人形とか、エイズの患者さんが作ったバッジだとかを販売したりもしているんですけれども、そういったことも一人ひとりが関われることかな、と思います。また、南アフリカにルイボスティーっていう、南アだけで採れるお茶があって、農民が協同組合を作ってオーガニックのルイボスティーを生産しているのも販売しています。ちょっと沸かして飲んでもおいしいし、冷やしてもおいしいですよ。
- 佐々木
ルイボスティーのお茶を飲むのも、支援につながるんですね。
- 津山
そうですね。日本でも、よく売られるようになってきたんですが、ケープタウンから北に500キロメートルぐらい行った地域でしか採れないんです。その地域は、すごく雨量も少なくて、ルイボスティーの木は根っこが非常に長くて、ミネラル分をたくさん吸っているっていう木で、それを、地元の人たちは昔から飲んでいたんですけれども。今、アレルギーの子供にも良いっていうので、ずいぶん飲まれたりしています。
- 佐々木
わかりました。
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