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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第53回 細川佳代子さん

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53
特定非営利活動法人スペシャルオリンピックス日本 理事長
細川佳代子さん

誰も知らないから、世界大会をする

細川

そんなときに、ちょうど5年前、2000年に、アメリカの国際本部に研修に行ったのね。そのときの役員で、現在会長のティモシー・シュライバー氏から、ちょっと2人だけで会いたい、って呼び出されて。それで何事かと思ったら、今、2005年の冬季大会に立候補を募集しているけれど、日本はなぜ立候補しないのかって言われて。

私、いやそれはしたい、したいけれど、今まだ日本は1500人しかアスリートが参加していないし、まだ日本の十数都道府県しか支部がなくて、本当に誰もスペシャルオリンピックスを知らない。そんな状況で、世界大会なんかとてもできない。せいぜい数千万の年間活動費を、集めるのでも手いっぱいなのに、とてもできない、って言ったんです。そうしたら、「だからしなくちゃいけない」って言われたの。ああそうか、って思ったの。

佐々木

誰も知らないからこそ、大会を開いて知ってもらういいチャンス。いい市場だという考えですね。

細川

そしていい例として、オーストリアを挙げて。93年頃は、オーストリアでもスペシャルオリンピックスはまったく認知度がなく、1000人しかアスリートがいなかった。日本と同じ状況にあった。ところが、2000年までの7年間で、アスリートが2万人に増えているんですって。

そして、ヨーロッパで最もスペシャルオリンピックスが盛んな国になって、バリアフリーも進んだ。ボランティア活動も盛んになって社会が変った。そして、また今回立候補している、って言うんですよ。今度は国がバックアップしているって。世界大会をすることによって、大変な遺産が残る。

佐々木

国民の一人ひとりの心に遺産として残るんですね。

細川

そう。すばらしい結果。だからもう一度手を挙げているんだから、日本が小さいっていうのは理由にならない、って。小さいから、大会をすれば、絶対に、このあとオーストリアみたいになる、だからやれ、って。私すぐ乗っちゃったわけ。そうだ、その通りって(笑)。

佐々木

そこがまた細川さんのいいところで(笑)。

細川

そうよ、って思ったわけ(笑)。でも日本に帰ってきたら、みんな、行く前の私と同じ考えよ。それは無理だ無理だ、って。

佐々木

それは無理だ、って言われたのが、細川さんの強いモチベーションになるんでしょうね。きっと。

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