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銭谷美幸さん
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外資系金融企業に就職
- 銭谷
なるほど。 私は日経新聞で、ジャーディン・フレミング投資顧問の募集を見つけました。場所が内幸町と近いと思って(笑)。
- 佐々木
近いって、ご自宅から?
- 銭谷
はい。私は通勤時間とか通学時間に時間をかけるのは無駄だなあと思っていましたから。30分以内で行ける事が魅力だったのです(笑)。
だいたいの金融機関は丸の内とか大手町の辺りにあるじゃないですか。近いし、きれいなビルだしと思い受けに行くと、なんとその会社はイギリス系の会社だったのですよ。
- 佐々木
そうですよね。
- 銭谷
親会社がジャーディン・マセソンという商社とロバート・フレミングという、イギリスのマーチャント・バンクの合弁会社で、そこの運用会社だったんです。ヘッドがイギリス人なんです。しかもスコッティシュ。ご存じのとおり、スコットランドの英語って分かりにくいんです。しかもこちらはアメリカ帰りで。
- 佐々木
一番、嫌われる(笑)。
- 銭谷
そうです。まったく分からないわけですよ。私が言うことも、単語も違うのもありますし。しかし何回かの面接の後、入社することになりました。
- 佐々木
でも金融は本当に初めてですよね。
- 銭谷
そうですよね。野村総研の時は本当に中国のビジネスでしたから。
- 佐々木
でも、ちょっと待ってください。たしか大学が外語大で、中国語。まったく経済バックグラウンドがあったわけじゃないですよね。
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