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銭谷美幸さん
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決定権を持つ女性が増えると、社会が変わる
- 佐々木
権限を生かしてっておっしゃったのですが、すごく大切なポイントだと思うんですよね。決定権者として女性が働けることで、初めて、社会が変革していくっていうのはよく分かりますよね。
- 銭谷
やはり、権限を持つ立場の人間が責任を持って決定しないといけません。実行が大事です、すべて。実行しなかったら、いくらきれいごとを言っても意味が無いのです。世の中というのは変えていくためは、誰かがやらなければいけないというのがあると思います。
- 佐々木
銭谷さんも、西京銀行に入行されてから、さまざまな決定をされてきたと思うんですが、商品としては、女性向けのローンなどもありますよね。今後やりたいことなどありますか。
- 銭谷
そうですね、これからもいろいろありますが、まず次にわたしがやりたい、と考えているのは、女性で起業する人を応援するローンです。銀行は男性にはお金を貸すのに、女性には貸さないとたくさんの方から伺います。それはおかしいと思うのです。女性の方が地道に返すので、ある意味銀行としてはリスクも少なくいいと思うんですよね。
資金調達においては直接金融と間接金融をバランスよくやらなくてはいけないと思うのですが、直接金融に向いているビジネスと、間接金融に向いてるビジネスとありますし、女性が始めるビジネスは間接金融向きだと思う点が多くあり、そこには銀行が果たすべき役割があると思ってます。
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