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銭谷美幸さん
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多様な価値観が認められていた中高時代
- 佐々木
ちょっと生い立ちやプライベートをお伺いしたいのですが。小中高、みな東京ですか?
- 銭谷
そうです、はい。中高一貫の女子校にいました。ですから、自分自身の性格を考えると、学校の影響って大きいと思います。なぜかと申しますと、その学校は、校則が4つしかない自由な雰囲気の学校だったからです。
まず、学校に来たら勝手に帰らない(笑)。次に校章をつける。制服はないんです。3つ目に学校に来たら上履きを履く。この3つでした。わたしが入学した後に、塾に行く人が増えたから、4つ目ができたのですが、4つ目として下校時どちらかに定期的に寄る時には一応届けると。
- 佐々木
素晴らしい。そういう自由な校風で育った。わたしは公立高校だったんですが、校則が何もなかったと思います。服も自由。教室に時計もない。授業が終わるベルもならない。上履きもない。
- 銭谷
なるほど。それはすごく進んでいますね。
- 佐々木
わたしは自由な環境の中であまり勉強しなかった方なんですけど(笑)。銭谷さんは、いろいろと勉強されたんですね。
- 銭谷
女子校でも、わたしの出た女子校はユニークな学校だったと思います。いじめもなかったし、上下関係すごく仲が良かったです。あとは一応受験校でありながら、勉強さえしてれば何をやってもいい、という感じでした。(笑)。バンドやってる人もいるし。
それで自由ですから、ブランド物がはやればみんなブランド物のバッグ持ったりもしますけれども、先生も何も言わないと。本当とても自由な学校でした。勉強だけで評価されるわけではなくて、あの人はすごくスポーツができるとか、あの人はすごく絵がうまいとか、あの人はリーダーシップがあるから等、それぞれの自主性を重んじ個性をお互い尊重するような校風でした。
- 佐々木
さまざまな評価軸があったと。
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