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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第41回 片平秀貴さん

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41
丸の内ブランドフォーラム代表・東京大学ものづくり経営研究センター特任教授
片平秀貴さん

ブランドを強めるには、呪文を唱える

佐々木

そんなふうに浸透させていくには、どうすればいいのですか?

片平

それはどうして起きるのかっていうと、1つはラグビー部がしょっちゅう集まって、ほとんど意味のないことをしゃべっているわけですよ。呪文を、みんなで叫びあってる。

それと同じで、いつも何かにつけて集まって、自分たちの存在意義を確認するようなコミュニケーションをとり続けることですよ。

それをフォーマルにやっているところもあって、ディズニーはディズニーユニバーシティなんていうのを持っていたり、ネスレはリブレーンっていうエリート幹部養成専門センターっていうのか、集まって合宿して研修する所がある。

そういうことでブランドが強い企業は、社内の仕事のエネルギー的に半分以上がお互いに叫びあって自分たちが何たるかを確認し続けている。たぶんそれが、ブランドのエネルギーの半分くらいで、それさえできればあとの半分で普通の仕事できるんだよね、っていうぐらいの印象をもつ。

佐々木

そうするとブランド力のある企業は、企業成績も良いということですが、中には知名度もあり、企業成績もいいけれど、ブランド力がないという企業もあるんですよね。そのような会社は、先生はどう見ているんですか?

片平

長い目でみると、そういう会社って長続きしないんですよ、売上げが上がっているって言ったって。日経ビジネスが企業30年っていうけど、30年もてばいいかな。特にこういうふうに時代の節目っていうか、大きく曲がり角をきるときに、きりきれない。

だから日本の銀行なんて、軒並みバタバタバタバタ潰れていっている。10年前にあんな絶対に不沈戦艦みたいに見えたところがですよ。僕なんか、教えていてすごくよく分かるんです。80年後半から学生には、行くんじゃないよって言ってたんだけれど、誰も信じなかったからね。みんなに「どこ行きたいの?」って聞くと、興銀って。つい、昨日ですよ。

佐々木

そうでしたよね。

片平

やっぱり、何たるかの理念がなかった。理念がなくて走りつづけるのはすごく大変で、今はそういう企業からは、優秀な奴がどんどん辞めている。

でも辞める人がいる企業はすばらしいんです。要するに、優秀になる可能性のある奴をちゃんと採っていたということ。けれども辞められない人たちを抱えてる会社は一番ダメ。この間なんて、会社行きたくない症候群に会ったよ。

優秀なサラリーマンで、名立たる名門企業ですよ。それが会社行きたくない、って。辞めればいいじゃない。でも、辞めたら生きて行けないって。今そういう日本企業がけっこうありますよ。

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