ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第37回 石井苗子さん

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石井苗子さん
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野心、自己顕示欲を持て!
- 石井
野心っていうのを少し持たないとね。高校の友達によく言われる。意外にヘナヘナしてて、野心ないのねえって。
- 佐々木
野心があるかどうかわからないけど、外の目のために仕事をしていない、ってことはよくわかりますよね。そこが、魅力なんじゃないかなあ。
- 石井
たぶんすごく情けなくて弱いところがあるんだろうな。強烈なテレ屋であることはわかる。マネージャーに、「あれもやりました、これもやりました、って教えていただかないと、あなたを売りに行くときになーんにも材料がないじゃないですか」って言われちゃったりして。
マネージャーに看護師のことも東大のことも何も話してなくて、電話がきて「近頃、何やってるんですか」って。「もう少し自己顕示欲をだしてくれないと困ります」って言われた。
- 佐々木
そりゃ、マネージャーは困るかも。
- 石井
マネージャーがわたしの本を売ろうとしてるときに、わたしが柱の影でこそこそサインしてたら、何やってるんですかーって叱られて。だって恥ずかしくってね。『釣りバカ日誌』にで出てるのも言わなかった。だって2秒ぐらいしか出てないのよ。でも、そういうことでも「出た出た」って言うのがタレント性なんだって。そのくらいじゃなきゃ駄目なのよ。
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