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石井苗子さん
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“健康管理”“ダイエット”考えたことがない
- 佐々木
ご家族のことや、今の研究のことを伺うと、健康に強い関心があるのはわかるのですが、石井さんご自身の健康管理はどうされてるの?
- 石井
あまりしてません。今、目が痛くってね。眼科に行ったら「ここまで悪くなる前に、なんか体からサインきませんでした?」って。それくらいギリギリになるまでわからない性格も困ったもんで。逆も困るけどね。よく「大丈夫だから、死にゃしないから」ってはた目に思うぐらい大げさな人もいるでしょ。「ひとり難産」とかね。
- 佐々木
そう、わたしはそっちかなあ。以前、なんだか喉がイガイガするので、口をあけてみたら、舌の上にブツブツができてて。これは絶対「舌ガン」だと思って、週末に病院の緊急受付に行ったんですよ。「先生、なんか舌に変なものができていて……」。先生がじっと見てね、「それは、味を感じるために誰の舌にもあるものです。まあ、風邪ですね」って(笑)。
- 石井
でも、それはいいことです。納得できるでしょう。心配なのに病院に行かない人とか、こんなになるまでどうして来られませんでしたか、っていう人がいらっしゃる。困るんです。
把握、処理、価値評価、ってストレスコントロールの要素3つ言いましたよね。治すことに価値があると考えている人は病院に行くだけで価値があると思っている。そういう人はいいんです。どんなに小さなことでも、その人にとっては一大事なんです。自分の体に熱心な人はほんとにありがたいんです。
- 佐々木
そう言いながら、石井さんは「こんなになるまで」って言われた?
- 石井
でもね、失明の可能性とか言われると、もお、あたり構わず会う人、会う人に「目がつぶれる、つぶれる」って。でもそれでもう、だいぶ治ってるんです。まじめに目薬つけてるから。
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