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藤巻幸夫さん
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一定のルールを守る
- 藤巻
人を裏切らないとか、人間力があるとか、人のために頑張ろうとしている、という人。あとは人生をなめてない人って言うんですけど。僕、人生をなめている人が許せないんですよ。頑張ろうと思ってるけど能力がないとか、どうしてもやりたいっていう人には、勇気を与える。つまりエンラージメントとかエンカレッジメントですね。
詐欺師とペテンは違うんですよ。詐欺師は人をだます、ペテンは人を喜ばす。つまり、「人をティーアップする」。この言葉が好きなんですよ。それによってお互いモチベーションを高くして、気持ちよく進んでいける。日本人はそういうのが意外と下手だと思う。
僕はエナジャイズする人間になりたいんです。でもその価値がない人には問答無用。正義とか仁義とかを大切にして、とにかく人を見ます。その人の本質全部見抜けちゃうほど、たくさんの人を見てきているからね。だいたいわかりますよ。そんなに崩れない。だから従業員面接でもわかっちゃうんだよね。
- 佐々木
わたしもそうですね。人をチアアップするのが好き。でもそれで調子に乗ってルールを守らなくなる人、甘えて手を抜いていく人もでてくるでしょう? わたしは世話好きなんでかなり力を入れて機会を与え、教えるんですけど、ある所までいっても食いついてこないと、いいやってあっさりあきらめてしまう。
- 藤巻
駄目、あきらめちゃいけませんよ。自己責任ですから。
- 佐々木
でも、自分の全力で尽くしても駄目だと、これはこの人の人生かな、と思ってしまう。まだまだわたしの修行が足りないんですが。
- 藤巻
それは、いいです。いいですよ。自分の納得のいくところまでいったら。それなら絶対失敗しないよ。僕、よいしょは言わないから。
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