ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第21回 渡辺邦昭さん

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渡辺邦昭さん
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経営の近くで仕事がしたい
- 佐々木
営業を通して、経営のおもしろさが見えてきたわけですね。部分を見る仕事から、全体を見る仕事への興味の広がり。
- 渡辺
そう、経営の近くに行きたいと思いましたよ。「白紙の見積書」の話を知っていますか? 白紙で見積書を持って行く会社があるんですよ、「値段を書いてください」と言って。本当ですよ。
あるメーカーは電力会社に発電機を納品していたんですが、数年で何千億円を売り上げる商品なわけですよ。コンピュータは高くても数年で何十億の単位です。するとそのメーカーにしてみると、発電機を買ってくれたらコンピュータをつけていくというようなイメージなんですよね。だから値引きしたってどうってことない。
そういう中で競争して勝つためにはどうしたらいいのか必死に考えなくちゃならない。差別化するために、どんどん経営の中に入っていきたい。はやく会社全体の動きや流れを把握したい。経営に近い仕事をしたい、一言でいうと早く社長になりたいなと思いました。
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