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渡辺邦昭さん
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IBMの営業300名の内、1位で表彰
- 佐々木
職種は、営業を希望されたんですか?
- 渡辺
いえ、当時「営業」と聞くと、どうも押し売りなどのイメージが強かったから、嫌だなあと思った。SEのほうがかっこいいかなということでSEを選んだんです。でも面接時に「君はSE希望だけれど、営業やらないか」と言われて、その一言で営業になっちゃって。でも、それが良かったんです。
- 佐々木
面接で話してみると、渡辺さんの対人能力など、才能がすぐにわかったんでしょうね。
- 渡辺
そして入社すると、当時はしっかり一年間、教育してくれたんです。
- 佐々木
一年間とはすばらしいですね。
- 渡辺
僕の場合、そんな教育を一年間受け、コンピュータについはIBMですべて勉強させてもらった。同期が1,200人といっても、半分は工場など間接部門、それ以外の600人のうちの半分が営業、もう半分がSEなんですね。そして、同期の営業300人のうち、トップで卒業したんです。
- 佐々木
「トップ」ということは試験があるということですね。
- 渡辺
ずっと成績をつけていくんです。それで一番最後にみんなの前で表彰してくれて。そんな輝かしい時期もあったのでなおさら、鳥取砂丘を見ながら「俺の人生、真っ暗」と感じましたね。
- 佐々木
営業トップで卒業されたのに、鳥取・島根へ配属とはなぜ?
- 渡辺
いやあ、入社して半年で勤務地は決まってしまいますから、トップで卒業する前に決まっていたんですね。会社側は、僕がトップになるとは思わなかった。それに勤務地をどこでもいいと書いたので、なるだけ人が行きたがらないところになったんでしょうね。
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