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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第134回 ニヤンタ・デシュパンデさん

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134
ビジネス コンサルタント、レキシコン アソシエーツ 代表、カクタス・ジャパン顧問
ニヤンタ・デシュパンデさん

言葉と文化というのは切り離せないんですね

佐々木

ということは、大体ざっくり、学年で25〜30人ぐらいですか。かなり大きくなりましたね。

ニヤンタ

そうですね。大きくなりました。完全に想定外ですよ。だって、私が10年前に日本に来たときには、インド人もそんなにいなかったし、子どもも少なかったんですけど、ITの2000年問題のときに、ものすごく需要があって、一気に日本でインドのITビジネスが盛り上がったんです。それでたくさんのインドの開発者とかが集まってきましたし、その延長線上で、子どもができたり、連れてきたり、ということで、あっという間に子どもの数が多くなりました。そこで、ニーズに初めて気がついたんです。でも、日本人は世界中どこに行っても、まず日本人学校を作りますので、それは非常に立派だと思うんですよ。私達は、後で気がついて作っただけなので、そんなに大したことはないんですけれど。

佐々木

いいえ。インド人の学校や、日本人の学校もそうなのかもしれませんけれども、海外、母国ではない外国で暮らすときの教育って、意識しますよね。国内に住んでいるときにはあまり気がつかない、あるいは意識しなくても済むような、その国の国民としてのアイデンティティみたいなものを、海外に出るからこそ初めて意識する。

意識して、子どもにアイデンティティを教育しようとされたわけですが、たとえば、どういうところに柱があるんでしょう? アイデンティティの教育というのは、たとえば言語ですか。

ニヤンタ

まず、言葉です。

佐々木

言葉ができることによって、ものの考え方が言葉についてくる、と私は感じるんですね。私は日本語と英語しか分かりませんけれども、英語で話すことによって理解できるものと、日本語を話すことによって理解できるものが違います。ですからたった2つの言語でも、話せることで1つのものが多角的に考えられるようになる、という利点を感じています。これが母国語というものをしっかり学習させる利点につながるということですか? ものの考え方、言語とアイデンティティの関係というんでしょうか……。

ニヤンタ

母国語というのは単純に言えば、母の話す言葉じゃないですか。母が話しかけてくれる言葉が母国語になっちゃうんですよね。それがどうしても自分の国のローカルの言葉であってほしいと思っているんですよ。だからお母さんが、生まれたときから英語で声をかけてやれば、英語が母国語になるんですよね。それでいいかというと、私は決していいとは思っていないんです。

やはり、先ほど仰ったように、ある言葉でしか解釈できないようなものがたくさんあって、それが文化なんです。だから、言葉と文化というのは切り離せないんですね。で、普遍的な価値観とかは別として、常識というのは非常にローカルだったりしますから。

佐々木

私などは、ローカルどころか、常識は、存在しない。それは個人の固定概念だと私はよく言うんですけれども、つまり、全員に共通することはないと。

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