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トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
池澤智さん
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ウエイトというのは最も糖質を使う運動なんですよ
- 池澤
ウエイトというのは最も糖質を使う運動なんですよ。だからウエイトをして糖質は減らすし、糖質も採らなければすごい早く糖質が燃焼するじゃないですか。その後、3週間たって、これが不思議なもので、1回自分が糖質を抜きにした食生活をやると、大体、どれぐらい糖質を食べればこのぐらいになるなという感覚で分かるようになってきたり、物を選ぶときに選択肢ができるような脳が出来上がるんですよ。
それで今日ちょっと油物を食べたら、明日は糖質を抜いて、油を燃やすようにしようかなとか、そういう見えない計算ができるようになるのが、たぶん大きな副産物だとは思いますね。そこからは糖質を入れないと、ずっとない状態だと頭がボーッとしますから、糖質を入れていく。
- 佐々木
結構ヘビーですけど、3週間ならちょっとやってみようかなという気にもなりますものね。
- 池澤
そうですね。これは運動生理学の中でも統計的に3週間がある環境に順応する一番早い期間だと言われているんですよね。不思議なもので、1週目って、どんなものを食べるんだろうかとワクワクしたところと、自分の体が変わることへの期待と、新しいことをやるので、結構すぐに過ぎちゃうんですよ。2週目の真ん中ぐらいが一番大変なんですね。だけど大変なときに、もう半分だしなって思えるころが3週間なんですよ。4週間だとちょっと厳しい。
- 佐々木
分かる気がします。以前マクロビオティックの久司先生と対談をさせていただいたときに、お会いした瞬間に、「こんにちは、はじめまして」と言った瞬間に、さすが人格者でいらっしゃるので、私の顔を見て、「さすがにいい顔をしていらっしゃる」って言うのね。「いいですか? 健康そうですか?」って言ったら、「でも食い意地がはってるな」って。「2週間は1日1食にしなさい」って言われて、本当にその時から、2週間1食にして、体を少しきれいにしたことがあります。おっしゃるとおり、初めは少しワクワクしながら、でも途中から少しつらかったけれど、でも2週間はあっという間でした。
15/23
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