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防災・危機管理ジャーナリスト、まちづくり計画研究所所長
渡辺実さん
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あれはもう、一つのメディアですよ
- 渡辺
それにしても「高層難民」のテーマで連日1位を取ったっていうのには感動しましたね。
- 佐々木
あれはすごかったですよね。
- 渡辺
嬉しかったし、「これは、ちゃんと伝えなきゃいかんな」っていうふうに気持ちが引き締まったね。
- 佐々木
そう言っていただくと私たちも嬉しいです。
- 渡辺
あの円卓会議は、毎日のリアクションですから、怖いよね。でも、その次に出させてもらった時には話題の議員、渡辺喜美さんと一緒で。あれじゃ上位に食い込めないよ。
- 佐々木
渡辺喜美さんのご登場で新しい方がサイトを見てくださると、その時に同時進行の他の5つの円卓会議にも、皆さんが関心を持ってくださるでしょう? ああいうふうに皆が真面目に世界中から考え、投稿して、情報や知恵を共有しているサイトが存在することは多くの人に知ってもらいたいですし、役に立ててもらえたらいいな、と思っています。
- 渡辺
あれはもう、一つのメディアですよ。言い換えるとジャーナリズムです。
- 佐々木
今、ジャーナリズムと仰っていただきましたが、私たちもテーマを決めたり、扱うものを決めるときに、「今までイー・ウーマンを見たことがない人も見るかもしれない」と思うんですよね。そうすると、そういう人たちにも見てほしいテーマを並べたいんですよね。とか、いろんなことを私たちなりに、それこそ報道の企画を考えるつもりでやっているんです。
- 渡辺
渡辺喜美さんのあれは2日目から自民党の方々が全員見ていましたよ、たぶん。
- 佐々木
そうですか。以前も、文科省の方から、中教審で円卓会議の展開を全部コピーして、委員と記者団に配りたいと、お申し出いただいたこともあるので、イー・ウーマンでの様々なディスカッションが、社会や経済を動かすことに役立てたら、本当にうれしいです。
- 渡辺
だから、セミナーをやろうよ。
- 佐々木
やりましょう。ちなみに、渡辺さんのオフィスにはどんな防災グッズがあるんですか?
- 渡辺
ここは籠城する場所ですから、それなりのものはね。で、最近増やしたものは、新型インフルエンザ用のマスクやゴーグル。
- 佐々木
イー・ウーマンでも、全社員にヘルメットや、笛などいろいろ配布しています。食料と水も確保しています。
- 渡辺
オリジナルで作ってくださいよ。「イー・ウーマンオリジナル防災セット」。皆さんのセンスで、お勧めの、「こんなの面白いじゃない?」とか「こんなの役に立つんじゃない?」っていうのを。御社の「メロンリペア」を入れるのもいいね。
- 佐々木
元気でいられるから、いいアイディアかもしれません。今日は、ありがとうございました。具体的に防災対策、しっかりしていきたいと思います。
対談を終えて
「地震はいつ起きるかわからない」という事実の中で、それにどこまで対応できる人、組織、となるかという視点。天災は防げないけれど、被災直後からは、人間の知恵でいくらでも進化が可能ということなど、沢山お話ができて実りあるひと時でした。出来ることはしておく、という精神でこれからも対応したいと思います。今後ともご指導ください。
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