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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第124回 野口悠紀雄さん

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124
早稲田大学大学院教授
野口悠紀雄さん

アメリカの新聞は

野口

アメリカの新聞は去年の中ごろまでに2つを除いて、すべて無料化にした。ニューヨークタイムズとウォールストリート・ジャーナルです。

2つとも非常に自分のコンテンツに自信があったからですよね。しかしそれも、ニューヨークタイムズの方は無料化になっちゃいました。その理由は有料だとグーグルの検索に引っかからないんですね。むしろ無料にして引っかかる方が重要だということが分かってきたわけですね。ですからニューヨークタイムズでさえ、知的財産権を放棄した。それは非常に大きな出来事だと思っているんですよ。ご存じだと思うんですが、ニューヨークタイムズの記事は1851年からすべて閲覧できるようになった、驚くべきことで。

佐々木

すごいですよね。

野口

ですからわれわれの世界を変えるといっても、日本の状況を見てみるとですね、日本でも過去の記事を検索できるサービスは、日本の新聞社もつくっているんですが、しかし有料です。きわめて高価です。日本の新聞社はまだIT時代の到来を理解していないですね。

佐々木

1990年前後ですか、私がニュースステーションという番組でリポーターをしていて、その番組にまだパソコンがなかったので入れてもらって、アメリカの検索をしましてね。そこで検索をかけて向こうの新聞記事を読んでいました。でも、日本だと、どの記事を検索するのだって高額で、全然できなかった。

野口

日本の新聞記事は80年代にはパソコン通信のウェブでサービスできるようになったんですよ、有料で。あれはきわめて高価でした。高価でも価値はあったけどね。特に高価だったのは日経新聞で、1回で、とんでもない額になっちゃって。

佐々木

そうですね。検索するにも、気をつけて検索しなくてはいけないということでした。

野口

ただ私は原稿を書く際に非常に重要だったので使いましたけれども。

佐々木

ニューズウィークなどは読者であれば、購読している人はウェブサイトから無料というサービス。それは私はとてもいい方法だと思ったんですけれど。

野口

ニューズウィークがやったのは最初に広告の画面が表れて、あれに我慢したらいい、といろいろ工夫はしているんですね。つまり考え方ですよ。われわれが考え方を大変化する必要がある。

佐々木

知的所有権、財産を放棄する。

野口

放棄するというと、言葉の表現は悪いんですが、何らかの形で使うんですが、使い方が今までと変わったんですよ。

佐々木

ケチケチしない、という姿勢ですか。

野口

そうですね。

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