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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第124回 野口悠紀雄さん

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124
早稲田大学大学院教授
野口悠紀雄さん

危機が深刻化することを切に望みます

佐々木

大企業のカルチャーを壊すことと、それから政府、官僚。日本は何で壊れないんでしょう。そんなに駄目なのに、もっと危機感があってもいいかと。

野口

そのとおり。危機感がないんです。

佐々木

危機感がない。何でここまで来ているのに危機感がないんですか?

野口

それは非常にいい質問ですね。私もずっとそう思ってたんです。それで3年くらい前、2001年、2002年、2003年ごろ、かなり危機感が高まったんです。大組織、特に銀行から、メガバンクから優秀な人間がどんどん抜け出し始めたんです。私はこれで変わるかなと思ったんですが、その後に日本が転換しちゃったんですね、それで明らかに危機感は弱まりました、2005、6年で、この数年で弱まりました。

それがね、大学院の留学者数ではっきり分かるんです。一番最初の2004年の後ガクンと落ちたんです。それでね、実は今年からまた増えてきた。サブプライム効果ですよ、明らかに。サブプライム様々なんです。だから、ひょっとすると、これでうまくいくかもしれない。アメリカもそうです。アメリカの大学院もサブプライム問題で入学者が増えているんです、ビジネススクールに。

佐々木

学ぼうと?

野口

学ばないと生き抜けないと。日本でひょっとすると、これで少し変わってくるかもしれない。だから私は危機が深刻化することを切に望みます。本当に。危機しか変えるものはないですよ。

佐々木

その危機意識というものが、もしかすると自分が体感しないと、ヒヤッという経験をしないと、なかなか危機意識の感覚が研ぎ澄まされないと思うんですよね。

野口

おっしゃるとおりですね。だから日本にいる限り、新聞で日本の国民総生産(GNP)、国内総生産(GDP)の順位が下がりましたっていったって、「ああ、そうか」って思うだけでしょ。

佐々木

他人ごとですものね。

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