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藤村良典さん
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いろいろ任せるようになったんだよね
- 佐々木
高校1年で飛び込んでいってから、ずっと仕事をしてるじゃないですか。私の記憶では、チラシ配りから、モギリ。またそこから昇格していって、会場内でプログラムを売るとか……。
- 藤村
グッズとかもね。
- 佐々木
はい、会場内でお金を預かる所を任されて、お金を間違えないし、物もちゃんと売る。で、また昇格して、今度は、楽屋を手伝わせていただいたり、「英語ができるんだから」と会場アナウンスを日本語と英語で入れたり。アルバイトとして昇格していった感じがあるんですけど、事実でしたか?
- 藤村
そうだよ。全部、そうじゃない、この世の中。初めから社長をやれる人っていないじゃない? オギャーッて生まれて、おしめを替えてもらって、離乳食を食べさせてもらって、食事を作って食べて、大きくなって。同じよ。チラシまきから、まずはスタート。
それで、仕事ぶりを見ていたら、いろいろ任せられるんじゃないかと思ってね。かわいいからモギリ、と思ってたけど、かわいいだけじゃなくてさ、仕事に対しての愛情や責任もあったから、いろいろ任せるようになったんだよね。頭も鮮明だし。いや、本当に自慢だったよね、キョードー横浜のモギリっていうのは。だって、お客様のイントロダクションをやるのはモギリじゃない?
- 佐々木
藤村さんから見て、私はどんな高校生だったんですか?
- 藤村
かをりは、すごくかわいくて、頭も切れてさ。テキパキ仕事も速いし、それは認めるよ(笑)。お客様に夢を売ってる商売だから、入口にかわいい子がいればいいな、って。コンサートを観る前のスタートだからね。本当に皆いい子でさ。頭がよくて、かわいくて、あんなの、今、いないよな。それは自慢していいと思う。
- 佐々木
モギリをどんなふうにするか、コンサートの会場でどんなふうにお客様を迎えるかは、藤村さんの、おもてなしの精神なんですね? 藤村さんにとって、コンサートっていうのは、その入り口から、とても重要なんですね。
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