ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第114回 浜田宏さん

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浜田宏さん
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コンピューターの世界で革命を起こせると
- 浜田
いたいた。僕、覚えていますよ、そうそう、95、6年でしたね。佐々木
間の30万、40万はどこにいっちゃったのかと。タラタラ、タラタラ、仕事をしている人間の、みんな既得権益で、代理店から代理店へ、それからどこかのお店へと、みんな間で取っているだけで、一般消費者はすごい高い物を買っている。これはおかしい。これを全部ぶち壊すんだ。流通化革命だと思ったんですよ、そのときはね。
例えばチョコレートは、メーカーが直販できないかもしれないけど、パソコンとかコンピューターではできるはずだと。その流通革命が始まるという革命家。マイケル・デルも革命家で、僕は彼に心酔する日本での革命家みたいな感じになってきますよね。
それで移ってくれって言われたんで、縁もあって、そのコンサルティング会社からデルに移って、そこから本当に革命活動が始まって。
- 佐々木
面白そうですね。
- 浜田
本当に面白かった。今は大変ですけどね。
- 佐々木
その話を聞くと、あと1、2時間とかかかりそう(笑)。
- 浜田
最初のうちは、全然売れなくてね、今でも覚えているけど、Tシャツとか僕が手作りしてね。「DELL」とかっていうダサいTシャツをつくって、自分でワープロ打ってチラシを作って、何百枚も紙袋に入れて、大学生の女子大の人たち4人ぐらいを雇って、5人でタクシーにすし詰めになって、秋葉原に行って、土曜日の夜、Tシャツ着て、風がビュービュー吹く中、ビラ配りやってたもんね。でも誰も社員は付いてきてくれない。それを2週間ぐらいやっても、誰も社員は付いてきてくれない。ビラを配っても、誰も客は来ない。これはもうね、マズいかなって、さすがに思いましたね。
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