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高橋典子さん
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バトンには、要素が3つあるんです
- 高橋
あと、これは私が考えたんじゃなくて、私の先生が考えたんですけど。このバトンではできないんですが……。バトンの端が、今これは星の形をしていますよね。バトンは片方ずつ、大きいのと小さいゴムが端に付いているんですよ。これが丸い形だと、それを利用して、フロアを転がすと、すーっと回って戻ってくるんです。それを利用して演技をして、それはノリコのオリジナルだって言われていたことがあったりして、必ずそれを入れて振り付けをしていた時期もありました。そういうのもあります。
- 佐々木
私、対談というよりは、観客になってます(笑)。
- 高橋
ちょっとバトンのことを説明すると、バトンには、要素が3つあるんです。1つは、「コンタクトマテリアル」。2つ目は「ロール」、3つ目は「エーリアル」というのがありまして。
「コンタクトマテリアル」というのは、体の近くでやるもので、「ロール」というのは、手でバトンを持たずに、体の一部を転がすもの。「エーリアル」というのは、投げるものなんです。例えば、投げて、こう1回、回ってこうする。バリエーションが付いてくるんですよ。
その「コンタクトマテリアル」の中に、先ほどのこういうフィンガーがあったり、フリップがあったり。これが今は、2回転しているんですけど、2回転以上で上がると、「エーリアル」。上がっている間にこんなふうに踊ったりとか。あとはバトンの端を持って回す、こういうふうに。これは「コンタクトマテリアル」。
- 佐々木
かっこいい。
- 高橋
「ロール」は、一番簡単なのは、こうやったり、これが2個になると、こうで。今日はセーター着てきちゃって、首が出てないので回せないですけど(笑)。首で回したり、手で握らないものが「ロール」。
- 佐々木
簡単そうだけど、できないですよね(笑)。すごい!
20/26
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