ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第112回 渡邉 美樹さん

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渡邉 美樹さん
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これが僕の手帳
- 佐々木
最後に手帳を見せてください(笑)。やっぱり手帳の話をしないと終わらないかなと思って。だって、いつも手帳の取材を受けると、雑誌の同じページでご一緒しているので。
- 渡邉
そう、いつも一緒なんだよね。これが僕の手帳。全部消しこんでいくんですね。終わったものはね。
- 佐々木
これが、私がつくった「アクションプランナー」です。7時からずっと30分で刻まれてる。時間が目で見えるタイプ。
- 渡邉
一緒。だけど、もっと細かいの。僕の場合には日記がここについてるのね。僕は、日記こそ全てだと思ってるから。計画修正をしたり。
- 佐々木
そうか。わたしのは、月曜日から日曜日までが全て同じ時間枠あって、見開きで見えるようになってるんです。だらか私は手帳は、「人生の脚本」って言ってるんですよ。
- 渡邉
そう。読んだ。
- 佐々木
ありがとうございます。だから、人生脚本は一冊で、と。
- 渡邉
あとは、自分の使命っていう事でこうやってカードに書いて、老人介護の質、世の中を変えていくとか、こう書いてあるものを、毎日、何回も読み返すわけですよ。そうすると、今、自分は老人介護について、これはできているなとか、もっとこれが足りないなとか、毎日反省して。
- 佐々木
これは、毎日書くものですか? 思ったときに?
- 渡邉
そう。「絶対こうなりたい」って、これは1月1日の決意だね。
- 佐々木
このカードは、いつも持ち歩いていて、何かを思いついたときとか発案したときに書くんですよね? でも、ずっとそこに入れといたら、いっぱいになっちゃうから、それをどこかにファイルする?
- 渡邉
ファイルするし、なおかつ、ここでメモした事が、手帳の計画に落としこまれたり。
- 佐々木
で、大切なものは、ずっと持ってて。
- 渡邉
ずっと持ってて、事において、いつも見る。これは、自分のアクションプランだな。これは、自分で、こういう人間かという、人間としての問いかけを書いたの。
- 佐々木
これは、いつ書いたんですか?
- 渡邉
もう随分前じゃないかな。だから、もう褪せてるでしょ?
- 佐々木
そういう「想い」って、普遍的で固まっているのだけれど、ときに、感動する映画を見たり、人に出会ったりして、キーワードをちょっと足してみたりしますよね。で、またのちに、自分のキーワードをもとに戻してみたりとか、私はするんですが。
- 渡邉
そう。書き直したりする。
- 佐々木
やっぱり、書き直していくんですか。
- 渡邉
そう。一緒。
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