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渡邉 美樹さん
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毎週2時間ずつ、父と子の勉強会っていうのをやって
- 佐々木
そうですよね。脳科学の世界でも、やる気を起こす刺激については研究が進んでいると聞いたことがありますが、ひとつは「安心環境」っていうのがあって、子どもが、愛されているとか、安心だと感じると、やる気が出るっていうことがわかっているらしいです。私はそれを聞いて、そうだなって思いました。人って、もしかしたらあの人に怒られるかもしれない、この人は私の事が嫌いかもしれないっていったときは、そっちに気が行くから、何かをやってやろうっていう気にはならないですけれども、何となく自分の中でオーケーサインが出せたときというのは、前に進みたいとか、何かに取り組んでみようとか、勉強でもしようと思うのかな、と思って。
でも、実際に子どもを育てていると、抱きしめる方がいいのか、怒るのがいいのかとか、日々、考えますよね。
- 渡邉
僕は男の子が二人いて、0歳のときから、父と子の勉強会って、ずっとやっていたからね。
- 佐々木
家で、ですか?
- 渡邉
週2時間、必ず、時間を決めて。上の子が中学2年、下の子が小学校6年で卒業して、鹿児島の学校に行くまで、毎週2時間ずつ、父と子の勉強会っていうのをやっていたけどね。
- 佐々木
何を教えるんですか?
- 渡邉
人生を教えるの。「父と子の約束」ってあってね。人間が幸せになるための5か条を作って、それについて毎週話し合いをしてる。勉強もサポートしたけど、2時間のうちの15分ぐらいかな、サポートしたのは。あとは、彼らに日記を書かせ、それから約束事に対しての人生の振り返りをし、目標設定をさせて、計画を立てさせ、毎週チェックするっていう事で。
10/26
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