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103
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Darcy Neillさん

それは、多くの選択肢が見えるからなんです

佐々木

そういった様々な国で人に関わってこられて、日本をみたときに、日本人のビジョンクエスト(探求)に、特徴があると感じられることはありますか?

ニール

その質問に答えるためには、何年か、また日本で暮らしてみなくてはいけませんね。私が日本に住んでいたのは20年も前のことで、当時の日本社会は変化しているときでした。私は、いろんな国で暮して来たこともあり「もう一度住みたい国はどこか」と聞かれることが多いのですが、日本、モロッコ、と答えています。それに、6年住んだので、今なら、「ヨルダン」も加えます。

20年前の日本は、英語が殆ど通じなかったために、私は日本語を学ぼうとしました。まったく完璧ではありませんが、時に、相手の話していることが分るようにはなりました。現地の言葉を学ぶことはとても大切です。それにより、日本の人たちの考え方や、その優雅さを学ぶことにもなりました。「本音と建て前」の二重構造についても、よく聞くようになり、本を読んだりもしました。

佐々木

でも日本人は論理性に欠けるとも言われます。そのために、ビジョンを明確にし、目標を具体的にし、今との差を理解して、行動計画を作るなどという思考が苦手なのかと。そしてそれは、論理的ではない日本語という言語にも起因するのかな、と思ったのです。

ニール

あなたは、日本人は論理的に考えることが苦手だと思いますか? なぜ? 私はそうは思いませんけどね。気づいていないだけかもしれませんが(笑)。

80年代の終わりに初めて日本に来た時には、何しろ、日本は絶好調でした。世界が、日本を見習えといい、トヨタ方式がいいと言われると、みんながそれをこぞって真似していた時代でしたからね。外国人には、規律の取れた日本社会は驚きでしたよ。

佐々木

日本語では主語をよく省きます。また自分自身を表現するための動詞を使わずに文章を組み立てることができるのです。ですから、私自身を振り返ると、英語を学ぶことが、自己分析の手段を学ぶことでした。

私は何を言おうとしているのか? 私の、この日本語の文章の本質は何なのか? 私は、そもそもそれが「やりたい」のか「やりたくない」のか? など、自分の思考や行動を論理的に分析することが、英語で話をする一番大切なことでした。日本語では、そういった部分を動詞で表さなくても、あいまいにできてしまうのです。

よく雑誌の取材をうけるのですが、女性誌などでは悩みの相談のような取材もあるんです。ある悩みを持っている人がいて、「どうしたらいいでしょう」というものなのですが、私から見ると、とてもシンプルなことで、本当に解決したいなら、こうすればいい、ああすればいいと。そう考えることができるようになったのも、英語を学んだために身についた論理的な思考かな、と。

ニール

でも、それは、佐々木さんには多くの選択肢が見えるからなんです。彼女たちには、見えていない場合が多い。思考の幅が狭いと、選択肢が見えないのです。だから、それは論理性と関係があるかどうかわかりません。でも、ちょっとこれから、論理性についても考えてみたいと思います。

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