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2003/11/17(月) - 2003/11/21(金)
5日め

テーマデジタル著作物。コピーに抵抗はある?

今日のポイント

6割が抵抗あり。今後の展開に期待

投票結果 現在の投票結果 y62 n38 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
窪木登志子
窪木登志子 弁護士

「デジタル著作物のコピーに抵抗ある?」にイエスと投稿してくださった方の割合が約3分の2で、かなりの多数になりました。しかし、約3分の1は、抵抗がない、あるいは会社でやっているので仕方がない、という思い……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

文化的・創造的行為とコピー行為は同一視できないnew(veronique)

文化は模倣から生まれる、というのはその通りだと思います。しかし、それは他人の作品を単に転写コピーすることによって「モノ」を無意味に生産することではないでしょう。

模倣とは、自分より優れたものから何事かを学び取る行為であり、模倣を終えた後には、学び取ったスタイルや方法論をもとに自らの作品を創造することが可能になると思います。文化的・創造的行為とコピー行為は同一視できないとわたしは考えています。

つまり、過去の優れた作品に影響を受けて新たな解釈を試みたり、パロディーに使ったりという行為は芸術的活動であり、それとCDをコピーするという行為を同じ著作権の問題として扱えるのだろうか、と思います。まったく別の問題として考えるべきではないでしょうか。

個人としては抵抗があるがnew(moremore)

個人的にはCDのコピーや、ソフトウエアの違法コピーを行ったことはないし、行いたくありません。しかし、会社で使用されているソフトのいくつかはコピー製品らしいのです。システム担当者がすべてインストールなどを行うので、今まで知りませんでした。著作権侵害に加担をしているようでショックです。とくに今は会社の景気がいい時期なので、それくらいのお金をけちりたいとも思えないし……。

楽曲の違法コピーだけはしない、と心掛けている(たろうちゃん・埼玉・既婚・41歳)

自分自身、学生の時はカセット編集、その後はMD編集に凝ったりしました。好きな曲だけを自分でアレンジして編集するのは、本当に楽しいものです。でも、夫がCD販売会社に勤めています。夫も嫌がるし、自分でも楽曲の違法コピーだけはしない、と心掛けています。好きなミュージシャン(と夫の会社?)を応援する気持ちも含め、好きな曲はまず1曲はきちんとCDを購入するようにしています。

同じ人間が使うのだから(いまいくん・埼玉・既婚・40歳)

PCのアプリケーションの場合など、どうしたらよいのか悩む場合もありますね。会社のPCと家にある個人のPC。同じ人間が使うのだから、両方のPCにインストールしてもよいのかとか、会社の共有のPCの場合は、1台を多数の人が使うのだけど、それは許されるのかとか。法律的にはどうなんでしょ?

著作権を無視した使用はどうなのか(宮里砂智子・神奈川・既婚・31歳)

デジタルデータ交換サイトなどがありますが使用していません。著作権を主張しているものに関しては法律に従い、著作を守る必要があると感じているからです。コピーコントロールCDは一つの方法でしょうけれど、専用のソフトが必要など不便を感じてしまい、CDデッキやMDなどに録音して楽しむなど限定されてしまいます。個人で楽しむ範囲ならいいけれども、著作権を無視した使用はどうかとモラルを問いたくなります。

自作ソフトを勝手に改造され……(ありる)

以前、仕事上でちょっと便利なツール(ソフト)を自作し、プロジェクトで使ってもらったことがありました。当初は「使ってもらってうれしい」という感覚だったのですが、気付けば他プロジェクトの人が使い、誰かにデバッグされ、他部署で改造され、機能分割されてほかのツールに組み込まれ。もはや誰が作ったかなんてまったくわかりません。

いろんな人の手が入り、ここまでツールが育ってうれしいわ、という母なる喜びの反面、「誰が作ったんだか知らないけど、便利だねー」という評判にちょっと複雑。わたしが作ったものとはもうすでに全然違うものだし、わたしにはこれは作れなかった。仕事の合間にちょこっと作ったツールですらこんな気分を味わうのだから、心血注いだ作品を守るために血眼になるのは当然ですね。著作権、守ってあげたいと思います。

家族で聴きたいが(marc)

昔はリビングにあるコンポで家族で音楽を聴くというシーンがありましたが、現在は家族もそれぞれPCに自分の音楽を入れて聴いています。しかしコピー・コントロールCDはPCで読み込めないため、家族でも同じものを何枚か買わなければならない。実際に今度のビートルズは、家族3人とも同じものを買うことになりそうです。これって異常だと思います。

コピーを認めるかどうかは著作者に委ねられるべき(奈津美・大阪・既婚・36歳)

わたし自身がシステム関連の仕事をしていることもあり、やはりコピーには抵抗があります。日本では目に見えないデジタル著作物の権利をうんぬんいう習慣が浅く、周りにはその意識が低い人たちもたくさんいます(わたしの上司もそうなのですが……)。

コピーを認めるかどうかは、著作者に委ねられるべきだと思います。目には見えなくても立派な創造物です。たった一つの処理を実現するために、何日も徹夜をすることだってあります。それは音楽でも同じことだと思います。どのような値段を付けるのか、それともフリーにするのか、すべては著作者の意思に寄与するものだと思います。

周りはみな行っているが(みんくる)

会社の同僚も、学生時代の友人たちも、当たり前のようにコピーを行い、貸し借りをしています。とくに何万もする画像加工用のソフトについては、見ていて注意したくなるような使い方です。とはいえ、法律を守るか守らないかは個人のモラルの問題だと思うので、口出しはしませんが、自分はしないつもりですし、嫌悪感も感じます。

違法コピーに対する認識はまだまだ低い(さーぼー)

音楽CDの売上低下の原因は違法コピーであるとされていますが、レンタルCDショップのレジ横にCD-Rが山積みで売られている状況、ネットでのファイル交換が野放しになっている状況はいったい何なのでしょうか?

個人的に楽しむための複製はOKとはいえ、この環境の中、「コピー」=「一歩間違えば罪である」ということを意識できる人は、実はまだまだ少ないのではないかと思います。ちなみに、わたしは著作物にはきちんとお金を払いますし、ファイル交換などもしたことがありません。

ブランドの品性が落ちてしまう(フラアンジェリコ)

もちろん抵抗があります。コピーのせいでブランドの品性まで落ちてしまいます。

NO

零細システム開発会社の現状new(はせどん)

コンピューターソフト会社で営業をしていますが、会社で使っているソフトの多くは、コピーしたものです。ソフト会社がこんなことでいいのか……と疑問に思いつつも、「だってソフトって高いんだもん!」と、そのまま使っています。

わが社のシステムは簡単にコピーできるようなパッケージではないので、安心です。でも、もしこれがわが社のソフトだったとしたら、真剣に怒るだろうなとは思います。かなり矛盾していますが、これが、零細システム開発会社の現状です。

コピー・コントロールCDに疑問(のんちぇぷろ)

まったく抵抗がありません。以前、あるCDを購入し、あまりによかったので友人にすすめようと、一度コピーして持ち出そうとしたらできませんでした。たしかに、つくり手からすれば、コピーされるばかりでオリジナルが売れない、ということがあるのかもしれませんが。それ以来、コピー・コントロールのついているCDに疑問を持っています。

ばれなければ、と思うことも(あいし)

著作権法に抵触しているな、という意識はあるのですが、わたし一人がやっても……という意識があるのも事実です。でも後ろめたさを味わうくらいなら、少しのお金を払ったほうがすっきりとするはず、今回意識をあらたにしました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

著作者も利用者も納得いく技術に期待

「デジタル著作物のコピーに抵抗ある?」にイエスと投稿してくださった方の割合が約3分の2で、かなりの多数になりました。しかし、約3分の1は、抵抗がない、あるいは会社でやっているので仕方がない、という思いなのですね。

今後、デジタル著作物の利用、開発が激増していくことが確実な状況で、この割合に変化があるのか、いつかまたお聞きしてみたいですね。できればアジアでも聞いてみたいものです。

さて、コピー行為は「文化的・創造的行為と同一ではない」(veroniqueさん)、そのとおりですね。コピー行為に「個人としては抵抗はあるが、会社としてはやっている。加担しているようで……」(moremoreさん)との思い。はせどんさんも同じようですね。今注目されている、と言っても当然のことの、会社のコンプライアンス(法令遵守)の一環ですね。

デジタル著作物が激増していく中で、技術的にコピーを排除するようにしながら、しかし利用者側の個人的使用などの権利も守られるようにしていってほしいものです。

窪木登志子

窪木登志子

弁護士

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