

職場でも一工夫(wakano)
公共施設、電化製品、自動車・自動車部品、文房具などで以前より増えていることを実感します。職場では年配の方に配慮して器具の英文字上に日本語に直したテープを張ったり、大きな文字に書き換えていました。また、幼児にもわかりやすいように伝達事項は絵とひらがなで記して促すようにしました。配線がわかりにくい時はつなげる線と機械に同色のカラーテープを張り、一目でわかるようにしていました。
進化が不自由を呼んでいる?(あきんぼ・東京・37歳)
増えていることは感じますが、まだまだだとも思います。物理的には進んでいるけれど、ソフトの面では逆行していると言ってもいいかもしれません。情報化が進み、何でも自宅にいてネットでできたり、ICカードや携帯電話で電車に乗れるようになることは、逆に不自由を感じる人も増えるのではないかと思います。
スーパーや量販店で扱ってくれたら(しまこ・京都・パートナー有・37歳)
92歳の祖母・3歳の娘のために、割と意識して商品探しをします。先日は娘のために皿を買いました。縁が微妙な角度で立ち上がっていて、見た目は普通の皿と変わらないのに娘でも上手にカレーをすくえるので、びっくりしています。今探しているのは、祖母のための缶切りです。本で見たのですが、なかなか売っていません。ユニバーサルデザインというと、老人や体の不自由な人のためというイメージがありますが、誰にでも使いやすい商品なのですから、スーパーや量販店で扱ってくれたらな、と思います。そうすれば、もっと値段が下がって買いやすくなりますしね。
一歩止まって考えるくせ(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)
職業柄、この言葉には馴染みがあります。たとえば、公共交通期間でも、地下鉄に車いすブースが設けられていたり、ノンステップ・バスの本数が増えたり。健常者から見ると何でもない、わずかな段差、持ち手でも、ある人にとっては多大な障害になる現実を日々目の当たりにしています。デザインという日々の仕事をする上で、一歩止まって考えるくせをつけるようにしたいます。
デザインとして見た場合には(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
徐々にですが、増えてきているんじゃないでしょうか? 特に公共の施設では顕著ですよね。ただユニバーサルデザインの日常品って、健常者には使いにくいものもあるので、デザインとして見た場合には「まだまだ」という感じがしますね。これからの市場なんでしょう。

意識してつくる、意識させる、という積極さ(ジョニー・東京・パートナー無・30代)
気付かずに使っているもの、たしかにあるでしょう。しかし全体的に見るとまだまだだと思うことがほとんど。建築物のエントランスには無駄に段差が多く、扉も多い、スロープなどがついていても横におまけとしてついている感じ。意識してつくる、意識させる、というような積極さがないと広がらないのではといつも思っています。
出産・育児中に不便だった経験(ふろすと・兵庫・パートナー有・42歳)
ユニバーサルデザインという言葉の内容の理解が乏しいのですが、本当に「身近」には、まだまだ利用しにくいものが多いです。たとえばジャムの瓶や豆腐パック、牛乳パックは開けにくいし、急な階段しかない古い中層団地の方が多い。ベビーカーや車いすで買い物すると、本当に迷惑になりそうな狭い店舗や市場。出産・育児中も不便でしたが、けがや病気になったとき、そして老後にも、不便なことが多そうです。
工夫された自動販売機に感心(ブルー・31歳)
先日、「福祉プラザ」という名称の建物に行きましたが、そこに設置されていた自動販売機に感心しました。よくある自動販売機は、小銭を一枚ずつ小さい穴に入れなければなりませんが、そこに設置されていた自動販売機には、小銭を入れる受け皿が取り付けられており、そこに小銭を数枚まとめて投げ入れると、一枚ずつ自動販売機に吸い込まれていくという構造でした。取り出し口も工夫されていました。指を自由に動かせなくても購入できる構造に感心し、このようなものがユニバーサルデザインというのだろうなあと思いましたが、生まれて初めて目にしたので、身近になっているかという点についてはNoだと思います。

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