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サーベイ

2004/9/6(月) - 2004/9/10(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ伴侶動物(犬や猫など)と暮らしていますか?

今日のポイント

伴侶動物との、上手なお別れ

投票結果 現在の投票結果 y35 n65 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
柴内晶子
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長

毎日たくさんの投稿を下さることに感謝しています。 うちの院長(実は母なのですが)が繰り返しわたしに言うことに、「伴侶動物」は「自然界からの預かりもの」というのがあります。 彼らはほとんどの……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

ペットロス以上に、共に生活できる喜びが(クーティー・神奈川・パートナー有・34歳)

子供の頃から鳥や犬を飼っていました。現在も2羽のオカメインコと暮らしていますが、癒されるだけでなく世話をすることで、うまく愛情の分散ができているように思います。大人になってから、彼ができると愛情を注ぎすぎてしまうことがありましたが、伴侶動物を得たことによってうまくバランスが保てるようになったと感じています。「ペットロス」の経験はつらいですが、それ以上に一緒に生活できる喜びがあるように思えます。

「ペットロス」論(しろりむ・三重・パートナー無・36歳)

「ペットロスになるほどペットに過剰な思いを抱くのは問題である」といわれることがあります。どうなのかなあ? 「親が死んだら悲しいから親のことを思うのはやめよう」とか「夫がいなくなることを想像すると怖いので、夫への過剰なコミットメントは避けよう」とは普通思わないのでは? 伴侶動物としてのペットを飼っている場合も同じだと思うのです。思いっきり愛して、思いっきり関わって、そして関係が終わるときは思いっきり悲しむというのもアリなのでは? ペットに依存するのは、確かによくないのかもしれないけれど、依存するくらいの深い精神的な関わり合いを持てるのは、この世を渡っていく際の大きな恵みだとも思うのです。

両親はいまだにペットロス(sedona・千葉・パートナー有・36歳)

3歳になるノルウェイジャン・フォレスト・キャットと暮らしています。彼女はわたしにとって、かわいい妹。でも彼女から見たわたしは体のいい召使(笑)。表情も感受性も豊かでいっしょにいて疲れない、良いパートナーです。実家にも17歳になるMixの猫がいましたが、去年亡くなり、両親はいまだにペットロス。「たかが猫」なのですが、かけがえのない家族であることはどの家庭でも間違いないです。

お別れの時、「彼女」はどう思ったのだろう(みらくるみるく)

高校生のとき、生涯忘れることがない「伴侶動物」に出会いました。上京した際にも連れてきて二人暮しをしました。一緒だったから、つらいこと、悲しいこと、なんとかやり過ごしてこれたのだと思います。寿命が近づいてきて、もうすぐわたしのそばを離れていくんだと思うと、彼女を抱きながら、涙が止まりませんでした。お別れの時も。人間よりずっと短い一生、生後40日ぐらいからずーっと一緒にいて、「伴侶動物」たちは、飼い主との生活しか知りません。だからこそ精一杯の愛情を注がなければならないと、彼女に教えられました。別れはすごくつらかったし、今でも涙が出てくるけれど、たった一つの救いは、別れの時、彼女に「あなたと一緒に過ごせてよかった」と思ってもらえたのではないかということです。

NO

思いが強すぎると、亡くした後の痛手が……(ゆりぼたる・岩手・パートナー有・51歳)

生き物は大好きですが、「伴侶」とまでいってしまうのはどんなものでしょう。あまりにも思いが強過ぎて、亡くした後、立ち上がれないほどの痛手を受けている友人を見ていると、必ず死目に合う生き物であるし、自分が最後まで面倒をみなければいけないことを考えると、一本、線を引きたいと思います。

死んでからの空白が怖い(Kaori0831・兵庫・パートナー無)

小さな時に秋田犬、少女時代に日本家庭猫を買い、老衰で死んでいきました。死んでからの空白が怖くて、それからは犬も猫も飼えないです。別れを怖がってはいけないと思いながら。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

伴侶動物のためにできること

毎日たくさんの投稿を下さることに感謝しています。

うちの院長(実は母なのですが)が繰り返しわたしに言うことに、「伴侶動物」は「自然界からの預かりもの」というのがあります。

彼らはほとんどの場合、人間よりも寿命が短いので、亡くなる寸前まで、わたしたちに全生活を頼り、その身をゆだねているわけです。大人になっても巣立っていかない対象を、最後の時には葬らなくてはならないのです。それは本当に、想像を絶する「つらさ」です。中には「特別」な存在の子もいて、その場合はさらにつらい。わたしも何度か経験しました。

彼らを見送るとき、わたしはいつも「伴侶動物をもっと幸せにしなくては!」という気持ちに駆られます。これは初日に投稿してくださったwakanoさんやクーティーさん、しろりむさんも触れていたように、別れのつらさを凌駕する、共に暮らした日々のすばらしさゆえ、だと思います。

伴侶動物と暮らすことのすばらしさとは、彼らが与えてくれる大きなギフトと、わたしたちも彼らに何かを与えることができているという充足感、一種の誇らしい感覚によるものだと思います。彼らの無駄のない素直で真摯な「生」をまっとうする姿を見ることは、限界に近い地球上でわたしたちがこれから、どんなふうに生きていくのか?の「学び」でもあるように感じます。

1万年以上も前から、人間との約束で、帰っていく自然を捨てて共に歩む道を選んでくれた伴侶動物たち。彼らを幸せにすることが、彼らへの恩返しのようにわたしは感じます。

「ペットロス」が悪い病気のように騒がれた時期もありましたが、大切な存在を失って悲しいのは当たり前。それ自体が悪いのではなく、その「当たり前」の感情が、その人自身の生活の質をおとしたり、その人と他人との関係を悪化させたりするのではなく、昨日ご紹介したヒューマン アニマル ボンドの理念である「人と動物が共に暮らし、共に幸せになること」が重要なのだと思います。

「お別れ」にわだかまりを残さないためには、「精一杯、悔いなく良い預かり主でいようと努力し続けること」だと思います。伴侶動物との暮らしの中で得た学びを人生に生かして、よりよいコミュニケーションや広い視野を提案する。彼らがもたらしてくれる、そういった役割(ロール)にわたしたちが気づくことが大事だと思いますが、みなさんはどう思われますか? 

「お別れ」は、わたしたち伴侶動物医療の現場にいる人間にとっても、大きなテーマです。来週末に行われる、一般の方と獣医師がともに学ぶフォーラムでもお話します。宜しければ、ぜひいらしてみてください。

柴内晶子

柴内晶子

獣医師 赤坂動物病院副院長

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