イー・ウーマン浅井秀一資産運用は難しいから、諦めた?

>>> 旧リーダーズ／メンバーからの移行登録について

	働く人の円卓会議

	人から学ぶ、人と学ぶ表参道カレッジ

	国際女性ビジネス会議

佐々木かをりの
win-win対談

今週のテーマ

会議番号:2952

資産運用は難しいから、諦めた?

投票結果

177票

250票

この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。

【開催期間】
2010年04月05日より
2010年04月09日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

浅井秀一　ストックアンドフロー代表

今回の会議では、資産運用を諦めた方が全体の4割程度という結果でした。投稿から推測する限り、「（もとも�……

議長コメントを全文読む

4日目までに届いている投稿から...

無精者なんです (ごまちゃん・神奈川県・パートナー有・46歳)

元々投資に興味が無いのでYesです。というより、無精者で株の上下や外貨の高低などのチェックをして投資先をこまめに切り替えるという作業できないからです。「経済音痴で流れを読めない＝投資に手を出さないほうが安全」ということで、まじめに働いて相応の報酬を得て、身の丈にあった生活を心がけております。

	親のススメで (餃子屋DAVE・栃木県・パートナー有・54歳)
親のススメで、コツコツと積み立てては、株式や信託に。結果は10倍あり、古漬けあり、円高に泣き、と色々。でも金利がゼロに近いので、嵩む子どもへの「投資」の為、ワラにもすがる思い。鳩山さんちのように、ウチも「小遣い」くれないかな。

確かに難しいですが (ＩＰウーマン・東京都・パートナー有・40歳)

ただ円普通預金に入れていても、円の価値が落ちれば目減りするのだし、と思い、いろいろな通貨の商品を満遍なく持つようにしています。とは言え投資信託や個人年金などは商品数が多すぎて結局自分では選べず、専門家の薦めに従うことが多いです。見切りをつけようとあきらめかけていた投信についてFPに相談したところ、これを有効に生かす手段を教えてもらいました。やはり専門家の話は聞いてみるべきだ、と思いました。人の助けを得ながら、少しずつ投資を続けていこうと思っています。

一休み (marco302・パートナー無・38歳)

日本の景気回復状況を見ているとまだまだのようですが、海外に目を向けてみれば未だ低迷しているのは日本だけのように思えます。米国の株価が一番気になりますが、最近の景気対策でか為替の動きがいい感じになってきていますよね。「そろそろかな」という期待感が出てきました。一休みしていましたが、そろそろ買いに行こうかと思います。

5日目の円卓会議の議論は...

「保険」的な発想での資産運用は不可欠！

今回の会議では、資産運用を諦めた方が全体の4割程度という結果でした。投稿から推測する限り、「（もともと）興味がない」というものと、「やってみたけど、失敗したからやめた」という2つの理由に大別されるのではないかと思います。この辺りをもう少し掘り下げることができれば良かったのですが、議長の力不足でYESの方の議論が盛り上がらなかったことをまずはお詫びいたします。

さて、本日の投稿でごまちゃんさんが書かれていた「投資に手を出さないほうが安全」というご意見を、浅井は否定しません。というよりも、資産運用など考えなくても、まじめに働けば相応の暮らしが安心して送れるような社会のほうがよいとさえ考えます。
しかし、リーマンショック後の世界経済を見てもわかるように、現実はどうかというと、資本主義が行きすぎて、「マネー」の力があまりにも強大になった結果、金融マーケットの動きがフツーの人々の暮らしに与える影響が大きくなりすぎてしまいました。

多くの国や金融機関が、不良債権という時限爆弾を未だ抱えています。これを乗り切るには、良くも悪くも経済成長と金融の膨張を続けるしか方法はありません。ところが、高額所得者への増税などで医療保険改革を行うことを決めた米国や、来年度の税制改革で所得税の最高税率の引き上げや相続税増税を実現させようとしている民主党の政策を見る限り、日米ともにソフトな社会主義国家へと舵を切ったような観があります。
今後のマーケットがどうなるかは、当然ながら浅井にもわかりませんが、この資本主義から社会主義政策への大転換の歪みが、今秋以降、マーケットを襲う可能性を考えると、もうしばらくの間は、焦らずに現状の建て直しと投資の勉強をする期間と捉えたほうが無難なような気がしています（浅井がマーケットに対して本当の強気派に転じるのはその後です）。

仮に、このようなことが起こってしまった場合、私たちの暮らしに与えるダメージは測りしれません。公務員でさえ職を失ったり大幅な給与カットに陥った夕張市のような自治体が続出する可能性もあるでしょう。だからこそ、現在、安定した生活を送っている人ほど、「殖やす」とか「儲ける」といった以外に、暮らしや資産を「守る」という目的で資産運用をすることが重要だと考えます。

具体的には、最低でも1年間暮らせるだけの金融資産（預貯金等）を確保した上で、万一のインフレに対する「保険的な発想」で、金（ゴールド）などの実物資産や資源関連の投資信託（あるいは資源国の通貨）などは持ちたいところです。これがクリアできている方は、積立投資の方法を活用して、バランスのとれた資産運用を目指してみて下さい。

今回の議論をきっかけに、「なぜ資産運用をするのか」という目的や、ご自身の投資スタンスを再確認した上で、今後の資産運用の方向性を考えていただければ幸いです。

それでは、一週間、ありがとうございました。

浅井秀一
ストックアンドフロー代表


	「投資は…… しなくて良かったと思う？」 2008年春、リーマンショック前の円卓会議
	「預金するよりも株を買いたいと思いますか?」大暴落で割安感が広がった株式を狙う人も。2008年は年間ベースで18年ぶりに個人が大幅に買い越し
	このジャンルの過去円卓会議をチェック
	このジャンルのトップページへ

	メロンリペア 15万箱　突破！抗酸化サプリメント

アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳

	イー・ウーマンに依頼する

	働く女性の調査

	マーケティングブランディングコンサルティング

	講演・研修のご依頼

	メディア掲載一覧

	取材のご依頼

	asahi.com 私のミカタ

	佐々木かをりのブログ

	佐々木かをりの Twitter

｜個人情報について｜利用規約｜各種お問い合わせ・お申し込み｜会社概要｜