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今週のテーマ会議番号:2763
裁判員制度は、「冤罪の防止」に役立つと思いますか?
投票結果
14  86  
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2009年07月06日より
2009年07月10日まで
円卓会議とは

江川紹子
プロフィール
このテーマの議長
江川紹子 フリージャーナリスト
円卓会議議長一覧
たくさんの投稿をありがとうございます。 マゼンダさんのように、新鮮な視点が必要だという積極的な意見……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 冤罪の防止を期待 (はかき・神奈川県・パートナー有・37歳)
足利事件はとても衝撃的でした。自白の強要、現在と比べると著しく遅れていた鑑定結果の過信、その後の最審請求もはねつけられ、警察・司法の閉ざされていることによる問題を強く感じました。裁判員として選ばれる人が、法に関して素人であることは不安です。ただ、一般人の「人を見る目」「普通の感覚」を生かしてほしい。事実をどう判断するか、被告人の有罪・無罪をどちらと判断するか、意見を発することができる機会が今までなかったので、期待をこめてyesに投票しました。

yes 新鮮な視点を (マゼンダ・東京都・パートナー有・45歳)
長く同じ組織に属していると、ものの見方がどうしても固定的になってくると私は思います。私自身も仕事上時々ハッとすることがあります。ましてや、裁判となると人間の人生を扱うことです。「人」を読み解くことにはむしろ普通の人の視点が大切なのではないでしょうか。人にはその人なりの人生哲学があるはずです。多種多様な人を裁くということには同じく、多種多様な視点が必要だと思います。菅家さんの17年、あまりにも重すぎます……

yes 冤罪の減少と比例して (kuniwaka2001・千葉県・パートナー有・37歳)
真犯人が証拠不十分のために無罪放免になる危険性もあるのではないか、と危惧しています。というのは、私自身「疑わしきは罰せず」の立場をとっており、多くの裁判員もこの立場をとるのではないか、と考えます。検察側の立証する証拠に少しでも無理があれば、それは被告人の利益に結びつけようとするでしょう。そうした場合、仮に被告人の無罪が確定した後、なんらかの理由で罪を告白することがあったとしても、一事不再理でその罪は永久に償われる機会を失ってしまう、ということになります。

no 真実が見極められるか不安です。 (true・三重県・パートナー有・33歳)
もし、私が裁判員になったら、検察官や弁護人などの発言に右往左往してしまいそうです。相手を納得させるアプローチのプロですから。その場の雰囲気で判断してしまいそうです。しっかりと真実が見極められるか、冷静に判断できるか、とても不安です。

no 取調時の映像保管を (Pyonko・東京都・パートナー無・37歳)
裁判以前に取調べの段階から、(あとから見直せるように)オープンにできる必要があると思います。とくに知的な障がいのある人や日本語の理解が難しい外国人がどのような扱いをされているかもはっきりしないままに取られた調書の信憑性は誰がどのように担保しているのでしょうか? 子どもの頃の刑事ドラマの「(デスクを叩きながら)吐け、吐くんだ!!」はともかく、不透明さの根源はここにあると思います。

no 役立つとは思えません (カタヤマ・新潟県・パートナー無・37歳)
実際に見たわけではないので憶測の多い投稿になりますが、冤罪防止に役立つかと問われれば難しいと考えます。犯人は警察によって作られ、中には、脅迫まがいの自供があると思うのです。裁判員に選ばれた人への情報は、警察が作った調書と検察の立証、弁護士の弁護内容などでしかはかることが出来ず、実際に自身で捜査したわけでも、事件を目の当たりにしたわけでもない中で、更に、先入観などが邪魔をして、正確な判断は難しいと思うのです。

no 人間の感情をどう扱うか (感性豊かに・静岡県・パートナー無・41歳)
一般人が人を裁くことで人間的な感情を強く出してしまうことにより、裁判結果には客観的ではない偏った結果が出ることも考えられると思います。そのようなことを避けるためにも、裁判員として選抜され、裁判上の決定に関与するまでの間、体系化されたトレーニングを受ける必要があると思います。裁また、判終了後は、心理的ケアを含めたフォロー・トレーニングも実施されるべきだと思います。

no 裁判員制度の問題でしょうか? (y-min・北海道・パートナー無・43歳)
冤罪の防止に役立つとは思いません。結局は捜査資料を検証するわけですから。今回の足利事件のように、実際は信憑性に欠けた捜査資料を一般人が正しく検証することは難しいでしょう。裁判官にしても自分で捜査をするわけではないわけですから、警察、検察にしっかりした捜査をしてもらわなければ難しい判断をしなければならなくなります。裁判員制度がどうのというより、ずさんな捜査で追い込まれていた人がいたことが冤罪につながってしまったようにも思います。

no 冤罪防止とは関係ない!? (ぱんだいるか・東京都・パートナー有・37歳)
プロでも素人でも、正しい時は正しいし、間違える時は間違えると思います。むしろ、事件の報道を見た裁判員たちが、あらかじめ事件の印象を持って裁判に参加し、それに基づいた判断をする確立の方がよほど大きいと思います。メディアの持つ責任が、今後一層高まってくるのではないか、と思っています。

no 情に流される (はかき・神奈川県・パートナー有・37歳)
裁判に一般人が参加して意見を発する機会ができたことは、私は進歩だと思います。足利事件では厳しい取り調べによる自白、現在と比べると技術の劣る鑑定結果の過信、再審請求のはねつけなど、警察・司法が閉ざされていることによる問題点を強く感じました。期待をこめて一度yesに投票したのですが、やっぱりnoに。最近被害者が裁判に参加するようになりました。被告人を犯人だと信じて怒り悲しんでいる家族を見たら、被告人を有罪にする気持ちに傾いてしまうと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
冤罪はどうして起き、その責任は誰が、どのように果たすのか
たくさんの投稿をありがとうございます。

マゼンダさんのように、新鮮な視点が必要だという積極的な意見もありましたが、裁判員制度への疑問や裁判員になることへの不安を持っている人が多いのだな、と感じました。「NO」のご意見の多さには、ちょっと圧倒されています。

ただ、同じ「NO」でも、人によっていろんな理由や考えを挙げてくださっていますね。今の問題点を指摘して、具体的な提案をして下さっている方もいらして、とても興味深く読みました。

日本の刑事裁判は、有罪率が高く、平成19年中に確定した事件の99.91%が有罪でした。これは、検察が慎重な起訴を行っていて、有罪であると確信した事件に限って裁判にかけているからだ、という意見がある一方で、その中にはやっていないのにも関わらず有罪になっている人がかなりいるのではないか、という指摘もあります。

最終的に無罪になっても、それまでに職を失ったり、大変な思いをした人もいます。4月には、電車内の痴漢と疑われた防衛大学校の教授が最高裁判所で無罪をとなりました。1審2審は有罪で、無実の訴えが通るまでには3年余りの時間が経過していました。

このような冤罪は、どうして起きるのでしょうか。その責任は誰にあって、どのように果たすべきとあなたは考えますか。皆さんの意見を聞かせてください。

江川紹子
フリージャーナリスト
江川紹子


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