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今週のテーマ
会議番号:2278
産科医不足の問題、行政の責任が大きい?
投票結果
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【開催期間】
2007年10月08日より
2007年10月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
油井香代子 医療ジャーナリスト
今回は医療現場に詳しいかたからのご意見をたくさんいただきました。どうもありがとうございました。 医……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
環境整備 (tarshu・東京・パートナー有・37歳)
医者は人の病を治す事が仕事なので、経営や病院運営を医者の力量のみに頼っている事にそもそも無理があると思います。女性医師の労働環境が悪いのも(男性もでしょうが)企業なら考えて当然の事に気が回らない故の事態では? 最も変えるべきは教授を頂点とした医学部の構造だと思います。女性教授の割合を規定したり教授の職務権限を制約した上で民のマネジメントスキルを生かした改革をすべきだと、私は思います。今の体質から考えて自助努力には頼れないでしょうから行政の責任は重いと思います。
まずハード面の整備が肝要 (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
私の妹は母の受診産院で生まれたものの、早産で極小未熟児だったため、誕生後即救急で大病院に送られました。当時救急体制に問題があれば助からなかったと聞いています。たとえ事前準備が万全でも、出産は必ずしも予定通りにいくとは限りません。妹の例のように出産直後の迅速なフォローが必要な場合もあるでしょう。経済的援助も必要ですが、まずは出産場所の常時確保、そして救急体制の整備が先決。これは今後私も含め、リスク高の高齢出産が不可避の女性が増加することからも重要と思います。
産科医と助産師を増やすこと (茉莉・東京・パートナー有・36歳)
産科医不足は、様々な原因が複雑に絡み合っていますが、まず取り組まなくてはならないのは産科医・助産師の養成ではないかと私は思います。産科医が一人前になるのに10年かかると聞きます。今すぐ始めなくては大変なことになりそうです。そして1人でも多くの産科医がお産を続けてくれるよう、「マスコミは医師バッシングの偏向報道をやめる」「行政は診療報酬を上げる・分娩費用の不払いをなくすために出産一時金は病院へ支払うシステムに変える」「妊婦はお産のリスクについて学ぶ」ことが必要だと思います。
医師はマスコミにたたかれすぎ (年齢不詳永遠の女学生)
行政の責任も大きいと思いますが、若い医師が産科に進まない限り現実的には不足は解消されないでしょう。日本の周産期死亡率の低さは世界最高水準です。でも医療は100%ではありません。それを忘れて事故が起こると医療ミスだ、医師の認識不足だと、マスコミに煽動されて医師ばかりがたたかれる風潮に医師は疲れきっています。そんな先輩の姿をみて産科にすすもうと思う若い医師はいません。マスコミや患者側の認識にも問題があると、私は思います。
朝令暮改の医療行政 (kai720・長野・パートナー無・36歳)
医師となって11年、学生の時は「これから医師過剰の時代がやってくる」との旧厚生省の見解から医学部定員削減が叫ばれ、現在は増員を叫ぶ始末。また、各病院が生き残りのため行政の言うままに方向転換を迫られ、中小病院は縮小し、大病院は肥大し、それぞれに勤務する医師の疲弊はピークに達しました。今後は産婦人科、小児科のみならず、外科系の医師は全て不足する見込みです。行政は医師偏在が問題といいますが、勤務可能な医師の絶対数の不足が現在の問題の原点だと私は感じています。
3日目の円卓会議の議論は...
産科医や助産師の労働環境をよくすることが、安全なお産につながる
今回は医療現場に詳しいかたからのご意見をたくさんいただきました。どうもありがとうございました。
医療に携わっている人にとっては、厳しい現状だと思います。今に限ったことではないのですが、kai720さんのおっしゃるように日本の医療現場は慢性的な人手不足状態ですね。人よりものに金をかけるという医療費の配分の仕方を見直す必要もありそうです。
Tarshuさんのご指摘のように
医局制度の問題は昔からいわれていて、医局の人事権を制限するひとつの方策として、「新研修制度」が導入
されたのですが、これが地方の医師不足の引き金になった面もあります。最近では、
「新看護基準」
によって、看護師不足に泣く中小病院が増えています。朝令暮改の医療行政のつけといえますね。
茉莉さんや年齢不詳永遠の女学生さんは医師へのマスコミバッシングが一因、報道のあり方を考えるべきというご意見ですが、政治家や官僚、教師など他の職種と比べて、それほどバッシングされていないのではと思うのですが、いかがでしょう。見出しはきついけれど、
構造的問題や医師の置かれた現状をきちんと報道している記事も多いように思います。
医師は国家資格を持ち、他の人には許されていない侵襲行為が許されているのですから、社会的に重い責任を担っているのも事実です。ほとんどの人は医師や看護師が働きやすい環境で、いい医療をしてほしいと思っています。それが患者のためでもあるのですから。
Tarshuさんの提案のように、
一般企業では当たり前の経営方法を取り入れるのも、労働環境改善には役立つかもしれませんね
。ただ、医療界には否定的な意見もあるようです。医療は福祉の部分があるので、経営効率を追求すると、米国のような格差医療、利潤追求型の医療への道を進む恐れもあるからです。
お産は自由診療ということもあり、100万円もするセレブ向けのマタニティクリニックがある一方で、助産院のような比較的安価な施設もあります。
あなたは子どもを産むとしたら、設備の整った大きな病院、あるいは小さな産院や助産院どちらで産みたいですか?
油井香代子
医療ジャーナリスト
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