イー・ウーマン辻秀一さんセルフコーチング、していますか？

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会議番号:2265

セルフコーチング、していますか？

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【開催期間】
2007年09月24日より
2007年09月28日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

辻秀一　スポーツドクター

みなさん、1週間ありがとうございました。自分を元気にする、自分の機嫌を自分で取る、自分を自分でいい位�……

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4日目までに届いている投稿から...

変えられることに最善を尽くす (ayatai)

身の回りで起こる出来事は、自分に対する気づきのメッセージだと思います。「神よ、自分の努力で変えられないことを受け入れる平静さと、自分で変えられることを変える勇気と、その違いを理解するための知恵を与えてください」という言葉を心にとめ、自分で変えられることのみに目を向け努力するようにして自分の機嫌を保っています｡この言葉に出会ってから、自分の中に芯ができたように感じています｡

言葉・表情・態度・思考 (ハルヒ・千葉・パートナー有・30歳)

思考からいくと「答えのない問いは問わない」のが自分のモットーです。態度は、体に合わせています。心でなくて体です。しんどーって体が感じていたら、その通りにしてます。で、周りに伝える。回りも了解する→頑張らずに済む。表情は基本は口元を笑いにしておく。そうすると目元も笑いになって、出来事をそのように受け止められるので。言葉は、朝の挨拶につきますね。知り合いだろうがそうでなかろうが、小さい頃から道端で会った人には「おはようございます」。基本です。

心理学を学んで自分に応用 (YouveGotMail・東京・パートナー無・35歳)

フロー状態を保つ工夫を、2点ほど。1､「『～すべき』はやめ、『どちらが正しいか』で争わない」。「思う通りに相手が動かない」との怒りには、「～すべき」がベースにある。育った環境が違えば異なって当然。「争うのは不毛」と割り切る。特に恋人との喧嘩が減りました。2､「サービスされる側の時ほど気を使う」。お店等で感じよく振舞うと、融通が通りやすい。また、横柄な対応は「不当に扱われている」感が元なので、「大変ですね」と労うと、ハッと我に返り扱いが変わる場合も。

自分を大切にする (aminami・高知・パートナー無・32歳)

セルフコーチングという単語がまだ自分の中でとらえてきれていませんが「自分を大切にする」はここ暫く私のキーワードです。そのため、「自分あっての社会・他人だ」と最近は考えるようになりました。結果、以前より色々と楽になったような気がします。私は職場で、感情があまり顔にでていないといわれることが多く、それがプラスに働くこともありますが、マイナスに働くこともあります。そのため、今、嬉しい・悲しいなど言葉で自分を表現するように努力中です。

	逃げない (ぺり・鹿児島・パートナー無・25歳)
仕事でミスしたとき、自分の力不足を感じたときなど落ち込みますが、「起こってしまったことはしょうがない」と思うようにしています。ただ、自分が落ち込む原因になった事柄からは逃げないようにしています。逃げてしまうと、後々まで苦い思いを引きずってしまうからです。

	趣味反省 (はしけい・静岡・パートナー有・38歳)
周囲があきれるほど「反省魔」の私。よく考えてみると、これもセルフコーチングの一種なのかもと、感じていました。ただし「反省」という切り口だと、あまり自分を褒めてあげられる場面がない。幸せに生きようとするのには、もっと前向きな切り口が必要でしょうか？

出来るだけ前向きに捕らえる (白井　直)

例えば、むくかくつことをされても、逆の角度からみて「そうしなければならない事情があったのかも」と考えたり、わざとされたように感じても、「わざと」と捉えなければ気持ちが楽です。言葉も、出来るだけ前向きに「○○したい」と言うようにして、「出来ない」という言葉を避けるようにしています。他人に向けた言葉も体は自分への言葉と受け取ると聞いたことがあるので、悪口も出来るだけ控えたいと思っています。

マイナスは減ってもプラスが…… (ぴーやん・愛知・パートナー無・36歳)

気が強い性格で、言葉がきつく何度失敗したことか……。相手の意見に、否定だろうが肯定だろうが「そうですね」と一言おいて冷静になることを心がけています。このワンクッションで随分自分の心をコントロールできるようになりました。ただ、反発心が減った反面、そこから湧き上がる情熱も減ってしまい、無表情に淡々としている自分に嫌気がさしてしまいます。周りに迷惑はかけてないけど、自分のため息がその分増えているような。どうしたらいいのか教えてほしいです。

5日目の円卓会議の議論は...

ポジティブ・シンキング

みなさん、1週間ありがとうございました。自分を元気にする、自分の機嫌を自分で取る、自分を自分でいい位置にいさせる、こんな心の力を社会力と呼び、その社会力を発揮して生きることをセルフコーチングといいます。社会力の１つにポジティブな思考を持つことがあり、それを発揮するポジティブ・シンキングはセルフコーチングの代表です。いろいろみなさんなりのポジティブシンキングを書いていただきました。どれも実践的でかつスポーツ心理学の理論にあったものばかりで感激しました。

さて、わたしのお勧めのポジティブシンキングをご紹介しましょう。まずは変えられないものは、自分の心を揺らがす原因の中に持ちこまないという思考法です。

これを実践していのが松井秀喜選手ですね。わたしはこのポジティブ・シンキングをウォッシュ・アウトと呼んでいます。日ごろからウォッシュ・アウトの習慣のある人は揺らぎが少なく、機嫌がいいでしょう。

このポジティブ・シンキングは別にあきらめとは違います。その時点で変えられないものにいくらむかついたり、落ち込んだりしていても、自分はちっとも元気になりませんから、ただ持ち込まないのです。自分の元気をキープするためのセルフコーチングにウォッシュ・アウトは重要な思考方法といえるでしょう。

一方、自分の元気を阻害するものもよく見れば、自分の事前の努力や行動により回避できるものもたくさんあります。そこに注目して全力を注ぐ思考がセルフコーチングです。これを重要視しているのはイチロー選手。わたしはプレペアリングと呼んでいます。揺らぎの激しい人はこのプレペアリングが弱いことがわかっています。

ウォッシュ・アウトとプリペアリングを習慣にし、元気がなく機嫌の悪いときにも使ってみる、これが私お薦めのセルフコーチング術といえるでしょう。

セルフコーチングの方法よりもその概念を多くの方々にお伝えしたかったのがわたしのサーベイの狙いでした。1週間ありがとうございます。10月スタートのコーチ力講座もぜひ参加ください。人間関係がきっとよくなることと思いますよ！

辻秀一
スポーツドクター


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